ＮＥＣ／住友倉庫から基幹業務システムのアウトソーシングを受注

NEC(NECソリューションズ)は（株）住友倉庫から、在庫管理や輸出入荷捌、国際輸送などの基幹業務を行うシステムの運用・管理についてアウトソーシングを受注し、平成13年12月から稼動を開始した。
このアウトソーシングは、住友倉庫の社内に設置していたホストコンピュータで行っていた業務を、NECのセンター内に設置した「パラレルACOS　i-PX7600/118」に移行して運用するもの。
住友倉庫では、基幹業務システムをNECにアウトソーシングすることで、システム運用におけるセキュリティ対策や災害対策などの強化による安全かつ円滑な業務運営の実現する。
Webによる「在庫状況閲覧サービス」、「入出庫内容閲覧サービス」、「トランクルーム保管サービス」、「電子商取引代行サービス」、「国際貨物追跡サービス」、「EDIサービス」など、より高付加価値なサービス提案の拡大による顧客満足度の向上。
情報システム要員の戦略的業務へのシフトによるIT戦略立案の強化、システム運用コストの削減、機器設置スペースを事務所などに転用することによる効率化などを見込んでいる。
NECでは、この住友倉庫からの受注を契機に、さらなるアウトソーシング事業の拡大とともに、「Customer Driven. 目指すのは、顧客のビジネスイノベーション。」をスローガンに「顧客企業のビジネス革新を実現するソリューション」を提供していく。