(株)デンソーウェーブは、無線バーコードハンディターミナル(携帯型データ収集端末)の新機種「BHT-7500W」を5月7日から発売する。本体価格はオープンで、年間5千台の販売を計画している。
ハンディターミナル市場では、効率的なデータ処理のために、データを蓄積し一括転送するバッチ処理タイプから、データをそのつど送信してリアルタイム処理ができる無線通信タイプへのニーズが高まっている。
「BHT-7500W」は、無線LANのデファクトスタンダード IEEE802.11bに準拠した、最大11Mbpsの無線通信ができる直接拡散(DS)方式の無線通信機能を搭載し、様々なメーカが提供するアクセスポイントとの接続を可能にした。また、データを暗号化するので、無線通信のセキュリティも確保している。
オフィスや工場の既存の無線LAN環境と共存することも可能となり、物流センター内での入出荷・ピッキングや、工場での生産進捗管理、店舗での発注・検品など様々な業務の効率化に威力を発揮する。
「BHT‐7500W」の他にも、BHT-7500シリーズには、バッチ処理タイプの「BHT-7500」、PHS無線通信タイプの「BHT-7500P」、周波数ホッピング(FH)方式、無線通信タイプの「BHT-7500S」があり、顧客のニーズにあった機種を選択することができる。
<BHT-7500シリーズ共通の特長>
1.高性能レーザエンジン搭載
近距離のバーコードから最大560mm離れたバーコードまで読み取り可能。レーザ方式で、暗い場所でも読み取り位置がはっきりわかる。
2.大型液晶ディスプレイ
大型液晶ディスプレイの採用により最大13桁×13行の漢字表示が可能。標準・小の2サイズのフォントに加え、横倍角や白黒反転の修飾も可能なので、小さな文字から大きな文字まで美しく・フレキシブルに表示できる。
3.大容量メモリを搭載
約6MBのユーザメモリを搭載しており、多量のデータ収集や業務マスター登録が行える。
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デンソーウェーブ/最大11Mbpsの無線通信が可能なバーコードハンディターミナルを発売
2002年02月28日/未分類
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