ミシュラン／マニュジスティックスのコラボレイティブ・サプライチェーン・ソリューション導入

米国マニュジスティックス社は、世界屈指のタイヤメーカー「ミシュラン・グループ」が、マニュジスティックスのコラボレイティブ・サプライチェーン・ソリューションを選定し、ヨーロッパの乗用車・軽トラック向けタイヤ事業全般にわたって導入することを発表した。
マニュジスティックスのコラボレイティブ・サプライチェーン・ソリューションは、ミシュランのサプライチェーン・リエンジニアリング・イニシアチブ「メルキュール・プロジェクト」の基盤となる。
このソリューションは、需要予測、販売計画、資材管理、能力計画など、ミシュランのヨーロッパにおける拡張トレーディングネットワークの主要なビジネスプロセス全体を最適化し、より効率的に業務を遂行できるよう設計されている。
これにより同社は、タイヤの需給バランスをより適切に保つことにより、すでに高水準にある顧客サービスをさらに向上させるとともに、営業費用および完成品在庫を削減することを狙っている。
マニュジスティックスのソリューションは、受注通り、かつ指定時刻に納入する能力や、納期／リードタイムの目標を達成するようトレーディング・パートナーを導く能力を高めるとともに、供給ネットワークをより網羅的に把握することを可能にする。
これにより、ミシュランは顧客ニーズの変化にさらに柔軟に対応できるようになる。また、強力なWebベースの分析・報告ツールを用いることにより、17を超える生産工場と80の流通センターなどからなるヨーロッパの交換タイヤ生産・流通の拡張ネットワークが、最大限に機能するよう管理することが可能になる。