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NTTコミュニケーションズ/台湾沖地震に伴う障害発生

2006年12月29日/国際

NTTコミュニケーションズ(株)は、平成18年12月26日(火)21時30分(現地時間・同20時30分)頃に台湾南西沖の海底を震源として発生した地震の影響により、台湾南西部の広いエリアで多数の国際通信用海底ケーブル群が損傷し、通信サービスが利用できなくなる事象が発生している。

発生日時:平成18年12月26日(火)21時30分

影響範囲(平成18年12月28日 11時00分現在)
台湾南西沖海底を震源とした地震の影響により、台湾南西部の広いエリアで多数の国際通信用海底ケーブル群が損傷し甚大な被害が発生した。この損傷により、これらケーブル群を利用していたNTT Comの以下の企業向けデータ通信サービス、インターネット接続サービスおよび国際電話付加サービス等の一部において通信ができない状態となっているが、当面の措置として速やかな他ルートによる迂回救済、及び各国通信事業者と緊密に連携した救済回線の新設並びに収容替え等の実施により、順次回復を図っている。

企業向けデータ通信サービス
・専用線サービス:146回線のうち120回線回復
・フレームリレー:18回線のうち16回線回復
・IP-VPN:70回線のうち69回線回復
・ATM:9回線のうち 7回線回復

インターネット接続サービス
・グローバルIPネットワークサービス
 アジア域内のIPバックボーン回線は一部を除き回復したが、一部遅延が継続している。

国際電話付加サービス
国際電話の付加サービス機能(国際フリーダイヤルおよび国際プリペイドカード)について、以下の国・地域から日本国内へのご利用ができない状態となっている。(9国・地域から1地域回復)
インドネシア、オーストラリア、シンガポール、スリランカ、タイ、ベトナム、香港、マレーシア

なお、通常の国際電話については迂回措置を実施しているが、輻輳により一部つながりにくい状況が発生している。

完全回復の見込み
当面の措置により順次回復を図っているが、一部サービスの完全復旧は、ケーブル張替えなど長期間を要する見込み。

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