商船三井／環境マネジメントシステム「MOL EMS 21」2002年度環境目標設定

（株）商船三井は、環境マネジメントシステム「MOL EMS 21」の2002年度の目標を決定した。
目標内容は下記の通り。
船底防汚塗料
規制に先立ち、2002年度に入渠する管理船のうち、25隻に対しサンドブラストの実施と共にTBTからTFへの塗替えを実施。
バラスト水
・バラスト水無害化のための新技術研究を継続。
・国際ルールなどの関係先への迅速な周知を行う。
船舶からのCO2排出
単位輸送量当たりの排出量を2002年度より2年間で2％削減。
船舶からのNOx排出
単位輸送量当たりの排出量を2002年度より2年間で2％削減。
船舶からのSOx排出
単位輸送量当たりの排出量の削減に努める。
フロンガス：
・R-12使用の冷凍コンテナをR-134a使用のものに35%リプレース。
・新造船の船内冷凍・冷房装置用の冷媒についてはR-404aを極力使用。
データ集計法
トンマイルシステムの整備。
オフィスでの紙の節約
本社OA用紙使用量を2002年度より3年間で5%削減。
オフィスでの省エネ
本社内電力使用量を2002年度より3年間で3%削減。
オフィスのゴミ
本社で生じるゴミの総量削減及びOA用紙のリサイクル率向上。
オフィスでのグリーン調達：
文具・事務用品のグリーン調達を2002年度平均で80%にする。また、OA用紙の再生紙への切り替えを進める。
社会貢献活動
・海洋観測調査（XBT観測、大気エアロゾル濃度観測、大気中・海水中CO2観測を継続実施。
・環境ボランティア活動に参加する。
環境教育
社内階層別研修での講義や定期的な情報発信を通じて社員の啓蒙を行う。
グループ会社の環境対応
陸運、ターミナル、内航、フェリーなどのグループ会社の環境対応を促進する。