LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

SAPジャパン、デル/教育機関のERP導入支援で協業

2002年05月19日/未分類

SAPジャパン(株)とデルコンピュータ(株)は、教育機関におけるERP導入推進で協業し、学生がITを駆使した経営手法を学ぶことができるシステムを積極的に提案していく、と発表した。
両社は既に、横浜国立大学経営学部および青山学院大学向けSAP R/3システムの導入で協業しており、今後は両大学のシステム構築で培ったノウハウを活かし、大学を中心とした高等教育機関向けに同様のシステムを積極的に展開していく考え。
なお、この協業は、SAPジャパンが展開している高等教育機関へのSAP R/3導入支援プログラム「ハイヤー・ラーニング・イニシアティブ(HLI)」に、ハードウェア・プロバイダーとしてデルが参加するというもの。
デルは、同社内に開設している「SAPコンピテンスセンター」を活用しながら、同社のサーバ製品「パワーエッジ」シリーズをアプリケーション・サーバとして、SAP R/3を導入するためのサイジングやインフラ設計を行う他、システムの設置を担当する。
SAPジャパンは、SAP R/3 のコアとなるモジュール(販売管理、購買・在庫管理、生産管理、財務会計、管理会計等)のライセンスを提供する他、 SAP R/3 を活用したカリキュラムの開発やホスト校でのソフトウェアのインフラ構築やシステム管理者の養成をサポートする。
両社の協業により、SAP R/3を低コスト、短期間で導入できるようになる。
今回の発表に先立ち、SAPジャパンとデルは、今春、横浜国立大学および青山学院大学のERP教育・研究用システムの拡充で協業した。両大学はSAP R/3を学内での研究用途に利用するだけでなく、アプリケーション・プロバイダーとして、他大学から両大学のSAP R/3へインターネット経由でアクセスできるサービスも提供。
このため、SAPジャパンとデルは、導入コストを抑え、かつアプリケーション・ホスティングサービスを提供する上での拡張性を重視して、コンサルティングを行った。その結果、最小限の投資で、学内・学外のユーザーの増加に合わせ必要に応じてシステムを拡張でき、かつコスト効果と運用・管理性に優れたシステムを実現する。
SAPジャパンとデルは、横浜国立大学/青山学院大学のプロジェクトで蓄積したノウハウをもとに、今後協力して同様のシステムを他の教育機関に対しても積極的に展開し、ITを活用した最新のビジネス・モデル、ビジネス・エンジニアリングの教育研究活動を支援するとともに、教育市場に本格参入する考え。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース