SAPジャパン(株)は、ESAP R/3の次世代バージョン「SAP R/3 Enterprise」の全貌を発表した。
SAP R/3 Enterpriseは、SAP R/3の最大の特長である統合性を維持しながら、より柔軟なアップグレード戦略を実現した次世代型の統合基幹業務ソフトウェア。これにより、 SAPの顧客企業はSAP R/3へのこれまでの投資をより有効に活用することが可能となる。
顧客企業は、SAP R/3 Enterpriseの新規機能を利用することにより、以下のメリットの享受が可能となる。
・顧客企業のビジネスの進化に応じた、SAP R/3の新規機能の適用
・SAP R/3のパフォーマンスの安定性、信頼性、統合性の継続的向上
・SAP R/3の柔軟なアップグレードを可能にし、製品の保守性を向上すると共にTCO(Total Cost of Ownership:導入に関わる全管理費用)を削減
・企業間ビジネスの進展に対応し、他社製品や自社システムも含めた様々なアプリケーションとの接続性、親和性が大幅に向上
SAP R/3 Enterpriseは、「SAP R/3 Enterprise コア」と 「SAP R/3 Enterprise 拡張機能」および「Webアプリケーションサーバ」の3つの部分から構成される。
「SAP R/3 Enterprise コア」 は、SAP R/3 4.6Cをベースに設計されており、コア部分の今後の修正は継続的な品質改善、安定性およびパフォーマンス向上等の分野に限定されるため、バージョンアップの頻度は従来に比べ大幅に削減される。法制度の変更の際には 今までどおり法改正用のサポート・パッケージの提供が継続される。
「SAP R/3 Enterprise 拡張機能」は、新しいパッケージコンセプト(カプセル化)に基づいて作成、個別のモジュールとして提供され、継続的にバージョンアップが行われる。顧客企業は、必要に応じて「SAP R/3 Enterprise 拡張機能」の一部もしくは全体を使用することが可能で、さらに段階的なアップグレードをすることが可能となる。
「SAP R/3 Enterprise」のバージョンアップがほぼ拡張機能に限られるため、バージョンアップのコストは大幅に軽減される。
これまでのベーシステクノロジーは、最新のオープンテクノロジーを結集させ、「SAP Webアプリケーション・サーバ」に進化しました。これにより以下の点が実現される。
1)シームレスなインターネット対応によるE-ビジネスへの最適化
2)SAP Webアプリケーション・サーバという最新のテクノロジーが付加
3)ユニコード準拠による異機種環境および多言語環境への完全対応
4)Javaの開発環境を提供することにより、よりオープンなネットワーク標準への対応を実現
SAP R/3 Enterpriseは、現在のIT資産を活用しながら、ビジネスおよび業界の境界を越え、新しいビジネス・モデルの構築を実現する。
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SAPジャパン/次世代ERP「SAP R/3 Enterprise」発表
2002年05月16日/未分類
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