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オムロン/PDA用CFカード型RFIDユニット2種新発売

2002年06月10日/未分類

オムロン(株)は、PDA(携帯情報端末)用のCFカード゛型RFIDユニット2種を新発売した。
CFカード型RFIDユニットは、PDAのCF(コンパクト フラッシュ)メモリーカードスロットに挿入することで、PDA(OS:WindowsCE)を使った低価格の携帯型RFIDリーダライタを実現することができる。
このCFカード型RFIDユニットは、オムロンのカスタム仕様チップを採用した「形V700シリーズ(動作周波数125kHz)」と、世界標準ISO15693(近傍型)に対応したフィリップスセミコンダクターズ社のI・CODEを採用した「形720シリーズ(動作周波数13.56MHz)」の2種類のRFIDシステムに対応。 
オムロンはこれまで固定式のリーダライタ、ゲートリーダ、小型リーダライタを販売してきたが、最近のPDAの急激な普及と、低価格な携帯型RFIDリーダライタへの要望の高まりに対応するため、CFカード型RFIDユニットを新発売した。
形705-HMF01、CFカード型RFIDユニット、65 000円
形720S-HMF01、CFカード型RFIDユニット、67 000円
 
これらのCFカード型RFIDユニットを接続した携帯型RFIDリーダライタは、物流・流通分野での物品ハンドリング作業における保守管理/設備管理/在庫管理/レンタル管理などへの用途が考えられる。
また、PDAを携帯電話に接続することで、遠隔地の情報も即座にセンターから収集できるアプリケーションの展開が可能となる。
WindowsCEをOSとするPDAを使用することで、Windows系のサーバとのデータの互換性を取りやすく、特別なソフト環境を必要としないので、次のようなメリットがある。
1)アプリケーションソフトが Visual Basic / Visual C++ で容易に開発できる。
2)PDAに、CSVやACCESSなどのデータを保存できる。
また、PDAの普及による低価格化で、トータルでの安価なRFIDシステムの構築が可能で、PDAと合わせても、10万円を下回る携帯型RFIDリーダライタの実現が可能となり、専用携帯端末を用いたシステムよりも、システム導入時の投資額を抑えることができる。
オムロン株式会社
事業開発本部  RFタグプロジェクト
東京本社大崎オフィス
〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎 ウエストタワー14F
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