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SAPジャパン/データウェアハウスエンジン「SAP BW 3.0」日本語版出荷開始

2002年06月27日/未分類

SAPジャパン(株)は、「SAP BW(SAP ビジネス・インフォメーション・ウェアハウス)3.0」日本語版の出荷を開始する。SAP BW3.0は、2000年12月に出荷開始したSAP BW2.1Cの後継製品で、多くの機能が強化されたほか、新機能も導入されている。
SAPは、企業が持つ情報の価値を最大化するソリューション、mySAP BI(ビジネスインテリジェンス)を提供している。これは日々のトランザクション(取引)から発生する様々な情報やデータ、そして組織内の各従業員の知識を、意思決定に必要な資産として加工し、個々の従業員に必要な情報を提供するソリューションですが、SAP BWはその核となるデータウェアハウス。最新バージョンであるSAP BW 3.0は、特に以下の3点の機能が拡張されている。
1.BIスイート(フロントエンド)の機能の充実
Web画面上でのレポート作成及び分析機能が強化されたほか、PCやモバイル端末などあらゆるデバイス(機器)での利用が可能になるなど、場所を選ばず、必要な人に必要な情報を必要な手段で提供できるようになった。
2.オープンハブ機能の搭載
データウェアハウスエンジンとして、オープンハブ機能を搭載。統合基幹業務ソフトウェアであるSAP R/3のデータのみならず、その他周辺システムのデータを統合した後、必要とする周辺システム(データマート等)へデータの配信を行う、セントラルデータウェアハウスの機能を持つようになった。周辺システム側のデータをSAP BW側に取り込むだけでなく、逆にSAP BW側のメタデータ(データについての情報を記 述したデータ)をデータ連携ツールであるDataStage(データ・ステージ)にフィードバックすることも可能にした。
3.アナリティカルアプリケーション
新機能であるアナリティカルアプリケーションは、SAPの各実行系ソリューションコンポーネントのビジネスシナリオで必要とされる分析業務に必要な情報をパッケージ化。例えばmySAP CRMのターゲットグループ選択に必要なマーケット分析情報など、付加価値のあるビジネス情報をコンテンツとして提供する。
SAPジャパンは、データウェアハウス市場でのシェア拡大を図り、年内には50社の導入を目指し、より広範なユーザ企業に向けて販売体制ならびにサポート体制を強化する。

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