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石川島播磨重工業/税関向けコンテナ貨物大型X線検査装置を連続受注

2002年06月27日/未分類

石川島播磨重工業(株)は、財務省東京税関、名古屋税関、門司税関向けに輸出入貨物大型コンテナ内の拳銃や覚せい剤、その他不正申告物品を摘発するための大型X線検査装置を各一式ずつ受注した。納入は平成15年2月末の予定。
同社にとって、昨年4月に受注した大阪税関および神戸税関向けに続いて連続の受注となるもので、全国のコンテナ貨物用大型X線検査装置としては6台中5台を受注したことになる。
装置は、トラックの荷台に搭載したままのコンテナ貨物の内部をX線により検査する装置で、大型コンテナを開梱すること無く透視検査ができるので、従来に比べ検査時間が大幅に短縮され、物流の効率化・迅速化にも繋がる。
この装置の仕組みは、X線を発生させる電子線加速器二台により、縦方向と横方向から同時にコンテナ内部を透視し、透視画像処理装置で透視画像を処理し、画像の濃淡分布などを作画して異物の混入を検査するというもの。
今後、国内のみならず、海外にも同様の施設導入が見込まれることから、同社では昨年の納入実績および今回の受注を足がかりに受注拡大を進める。
<X線検査装置の概要>
検査対象最大コンテナ寸法:45フィートコンテナ(長さ:13.7m、幅:2.4m、高さ:2.9m)
装置の構成:X線発生装置、検出装置、透視画像処理装置、制御装置、コンテナ搬送装置、遮蔽扉
納入先:コンテナ貨物大型X線検査場(仮称)
東京税関(東京都江東区中央防波堤内側埋立地)
名古屋税関(愛知県海部郡飛島村西浜28)
門司税関(福岡県福岡市東区香椎浜3-15-59、60)

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