三菱重工/米国に風力発電設備組立工場建設

2010年10月08日 

三菱重工業は10月8日、米国アーカンソーに設立する風力発電設備組立工場の建設を開始したと発表した。

風力発電設備の中核機器であるナセルを生産するための工場で、当面の生産能力は年間約60万kW。敷地面積約36万㎡、工場建屋面積約1万9000㎡で、330人規模の雇用を予定している。

需要拡大が期待される北米市場の需要を取り込んで、シェア拡大を目指す。生産開始は2011年秋となる見通し。同社が海外でナセルを生産するのは同工場が初めて。

新工場は、同社原動機事業の米国拠点であるミツビシ・パワー・システムズ・アメリカズが運営・管理する。当面は、同社の主力大型機種である2400kW風車を年間約250基生産する方針で、その後段階的に生産量を拡大していく。

需要の伸長が予想される低風速域向け長翼機種の投入なども検討する。

ナセルは、風力発電設備のタワー頂部にある風力を電力に変える装置。風車の回転軸、発電機、増速機、制御装置、電気設備などで構成する。

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