ブリヂストンソフトウェア、ＮＥＣ／「ストレージ統合システム」構築

ブリヂストンソフトウェア（株）（以下：BSW)および日本電気（株）（以下：NEC)は、NECのSAN(Storage Area Network)対応ストレージ製品「iStorage S4100」を利用し、ブリヂストングループの「ストレージ統合システム」を構築した。同システムはことし6月から本格稼動を開始しており、今後、ブリヂストングループ各社に順次展開する。
「ストレージ統合システム」は、ブリヂストンの会計・購買システム、人事システム、設計開発システムなど、合計約40台のサーバ上で利用される約5テラバイトのデータを1台のストレージに統合し、各種サーバの集約化を実現するもの。
BSWでは、「ストレージ統合システム」の活用により、基幹業務に不可欠な業務運用時間の延長や業務処理時間の短縮化を図るとともに、各業務の運用を停止することなくデータが安全にバックアップされる無停止データバックアップを実現。また、ストレージとサーバを統合することにより、システム運用コストについて、従来に比べ約20%の削減を見込んでいる。
NECでは、「ストレージ統合システム」の導入にあたり、約5テラバイトの大量データを安全にかつ高速に処理し、データの高速バックアップやシステム運用コストの削減を実現するため、「iStorage S4100」および高速テープライブラリ製品「iStorage T700」を機軸としたストレージソリューションを提案し、受注した。