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関西電力、三菱商事、大阪ガス/企業間電子商取引基盤運営事業開始

2002年07月11日/未分類

関西電力(株)と三菱商事(株)ならびに大阪ガス(株)の3社は、ことし5月31日に、企業間電子商取引基盤を運営する事業会社「(株)商いビズスクエア」を設立し、7月11日よりサービスを開始する。
新会社は、昨年5月に関西電力、三菱商事が幹事となり発足した「関西地域B2Bプラットフォーム研究会」での検討結果を受けて設立したもの。研究会では、大阪ガスのほか関西を代表する企業8社などが参画。約1年間、先行事業者の評価やニーズの高いサービスの抽出、さらには実証実験等を行っていた。
(株)商いビズスクエアでは、業界を越えてニーズの高い「電子入札」と「共同購買」に特化してサービスを開始し、人的サポートの付加により、バイヤー、サプライヤー双方にメリットを創出するとともに、格安な利用料を設定している
関西電力と大阪ガスの2社は新会社のサービスを積極的に活用するだけでなく、ユーザーのメリットを更に拡大することをねらいとして、オージーかんでん共同企画(株)が提案した「ユーザー会」を発足させ、新会社がユーザーの意見や要望に対応できるサービスづくりを協力する。
また三菱商事は、様々な業界での幅広い関係を活かしサプライヤー、バイヤーの誘致を支援するとともに、商取引のノウハウを新たなサービス開発に提供する。
関西経済連合会等の経済団体や自治体の活動とも協調しながら関西地域の幅広い業種の企業に参加いただき、新会社を業界横断型の「地域に根ざした共通インフラ」として定着させるとともに、全国・世界にも発信していける電子商取引市場を形成することを通じ、関西経済全体の活性化、発展につなげてまいりたいと考えている。
なお、営業開始3年目で取引額70億円、5年目で180億円を目指しており、3年目に単年度黒字、5年目に累損解消できる見通し。

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