関西電力は11月26日、舞鶴発電所(京都府舞鶴市)で使用する石炭の輸送体制の強化をはかるため、新たに大型石炭専用船を導入すると発表した。
舞鶴発電所は、同社唯一の石炭火力発電所で平成16年8月に1号機(定格出力:90万KW)の運転を開始し、現在、2号機(定格出力:90万KW)を平成22年8月の運転開始を計画しており、現在の約2倍の石炭を使用することとなる。
このため、輸送船の長期安定確保、輸送コストの低減を図るため、同社初となる石炭専用船を3隻(8万トン級)導入について、11月7日に日本郵船、商船三井、川崎汽船と基本協定を締結した。