村田機械／上海村田機械制造有限公司の操業開始

村田機械（株）は、７月より中国上海市内で金属部品加工および現地調達を行う「上海村田機械制造有限公司」の操業を開始。この７月２２日に最初の加工部品が日本に向けて出荷した。
新会社は同社産業機械部門の金属部品の加工および資材調達を主たる業務とし、次年度以降、一部繊維機械の現地組立も検討していく。
部品加工用の設備投資（ＮＣ工作機械１０台）は約５千万円。出荷額は初年度１.５億円からスタートさせ、３年後には１４億円を計画している。
同社ではファクシミリの一部について深せん地区で委託生産を行っているが、自社資本による中国への工場進出は初めて。
なお中国における販売会社「村田機械（上海）有限公司」は引き続き存続するが、営業所を「上海村田機械制造有限公司」敷地内に移転した。
新会社概要
名称：上海村田機械制造有限公司　
英文社名：MURATA MACHINERY MFG.(SHANGHAI)CO. LTD.
会社設立：２００１年９月
場所：上海市青浦工業園区新高路５００号
敷地：約１７ ０００㎡
（土地、建物の貸し主　上海市青浦工業園区（集団）有限公司）
のべ床面積：約　５ ０００㎡　（鉄筋コンクリート一部３階建て）
人員：２５人（うち日本人２名）
資本金：２億円（独資）
役員構成：董事長　村田大介（村田機械株式会社　専務取締役）
総経理　高久博史（村田機械（上海）有限公司　総経理）