富士通／システム向けプリンター事業を富士ゼロックスへ移管

富士ゼロックス（株）と富士通（株）は、富士通のシステム向けプリンター事業を富士ゼロックスに譲渡することについて、「基本合意に関する覚書」を締結した。
両社は今後、譲渡に関する具体的な条件の検討を行なって、双方合意のもとに、2002年11月末を目処に正式契約を締結する。
覚書の内容
・富士通は、システム向けプリンターの開発、製造、および関連会社への消耗品の卸販売等に関する事業を富士ゼロックスに譲渡する。
但し、パソコン用コンパクトプリンター事業を除く。
・これにともない、富士通の対象事業に関連する資産を富士ゼロックスに譲渡する。
富士ゼロックスは、対象事業に従事する従業員を富士通から引き継ぐ。
また製造に関しては、事業譲渡後も富士通関係会社に委託する。
・富士通は、事業譲渡後も自社の顧客に対するプリンターの販売、および保守サービス事業については継続して行なう。