凸版印刷(株)と日本システムウエア(株)(以下:NSW)は、8月19日にICカード・ICタグをはじめとしたセキュリティ媒体を用いた情報システム事業拡大等のため、システムソリューションの企画開発会社「(株)トッパン・エヌエスダブリュ」(以下「新会社」)を合弁で設立した。
新会社は3年後に売上高100億円の事業規模を目指す。
新会社の事業領域
新会社は、「ICカード・ICタグを主とするセキュリティ媒体に関わるアプリケーションシステム」「企業と顧客との情報のやりとりをサポートするコミュニケーションシステム」「業務の効率化を支援する文書XML化や電子帳票システムなどを企画・設計・開発・運用の総合プロデュース」により、企業の抱える情報セキュリティやCRM、SCMといった経営課題に対するeビジネス分野の総合ソリューションを提供する。
ICカードビジネスは、アプリケーションの開発業務からデータ生成以降の発行業務、さらに発行後の事務センターやコールセンターなどのバックオフィス業務が不可欠であり、新会社はICカードのトップメーカーである凸版印刷とITサービス企業であるNSWの両社のノウハウを融合し、市場ニーズを的確に捉えたダイナミックな事業展開を図る。
両社の狙い
新会社の設立により、凸版印刷はICカード・ICタグや電子ドキュメントを核とした関連ソリューション事業の拡大と、eビジネス事業におけるシステム開発・運用力強化による金融系市場中心であったセキュリティビジネスを全業界へと拡大を図る。一方、NSWはセキュリティメディアシステムの対応力強化、および自社保有のデータセンターやコールセンターによるアウトソーシング受託など、バックオフィス業務の運用受託力強化による事業拡充を図る。
新会社の概要
商号:株式会社トッパン・エヌエスダブリュ
設立:2002年8月19日
営業開始:2002年9月1日
出資の内容:
資本金2億円
出資比率 凸版印刷 60%、NSW 40%
役員:
代表取締役社長=多田芳昭(凸版印刷)
代表取締役副社長=瀬川純一(NSW)
事業内容:
1.カードおよびカードシステムの企画、制作の受託
2.カードおよびカードシステムの販売
3.ビジネスフォーム・印刷物およびシステムの企画、制作の受託
4.ビジネスフォーム・印刷物およびシステムの販売
5.情報システムのコンサルティング、企画の受託
6.情報システムの設計、開発、販売
7.情報システムの運用、保守の受託
8.情報システム機器のコンサルティング、企画の受託
9.情報システム機器の設計、開発、製造、販売
10.情報システム機器の保守、運用の受託
11.前各号に付帯する又は付随する業務
従業員数:
2002年度40名
2003年度60名
2004年度100名
2005年度150名
売上計画:
2002年度10億円
2003年度30億円
2004年度60億円
2005年度100億円
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凸版印刷、日本システムウエア/ICカードなどのソリューション合弁会社設立
2002年08月25日/未分類
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