日本システムウエア（NSW)は2月2日、短期間で効率的な物流業務を実現する入出庫在庫管理システム「ORBIS（オービス）」シリーズに、物流品質向上と導入コスト削減を実現する新バージョン「ORBIS－V倉庫管理」を2月末に発売すると発表した。
消費ニーズの多様化により、多品種の在庫管理が必要となってきた。変化の激しい環境下にも対応する柔軟で細やかな在庫管理が求められている。食の安全やトレーサビリティなどに対応し、確実な品質管理を行うことによる顧客サービスの向上は必須となった。
NSWは20年以上にわたり在庫管理システムの開発・提供を行ってきた。「ORBIS」シリーズにおいては、これまで400ライセンス以上の導入実績があり、物流業務における業務改善や生産性向上を推進してきた。最新版では、作業効率化と物流品質向上に向けた標準機能の大幅な追加を行った。
「ORBIS－V倉庫管理」は、さまざまな業種・業態に対応できるきめ細かな在庫管理を実現。ロット管理・ロケーション管理・在庫等級・荷姿の管理を図る。保管業務の品質向上とトレーサビリティのために、賞味期限管理、不良在庫・適正在庫管理、作業進捗・実績管理を実現する。利用者を主眼に置いた操作性と便利機能を追求し、あいまい検索機能・データの即時更新・経営分析帳票・営業倉庫業者向け請求機能を実現する。
幅広いシステム連携によるSCMの支援としては、入庫予定・出庫依頼データのインポート／入出庫実績データのエクスポート／不良在庫や補充データのエクスポート／販売管理、生産管理、配車・貨物追跡、送り状発行などの他システムとの連携を図る。
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