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日本システムウエア/SaaS型入出庫在庫管理システム

2010年08月23日/IT・機器

NSW(日本システムウエア)は8月23日、短期間で効率的な物流業務を実現する入出庫在庫管理システム「ORBIS(オービス)」シリーズの最新バージョン「ORBIS-ファイブ倉庫管理」において、SaaS型での提供を開始したと発表した。

「ORBIS-ファイブ倉庫管理for SaaS」は、従来の導入構築型と比較して安価で容易なシステムの利用が可能となり、中小規模の物流関連企業における物流品質の向上を実現する。

物流業界においては、業者間の競争激化により一層のコスト削減が求められるとともに、荷主からのサービス要求水準も高まっている。これを解決するために、よりすぐれたWMS(Warehouse Management System)の構築が欠かせない。「庫内作業の精度向上、効率化を低価格で実現したい」「保守契約や障害対応など自社でのサーバ管理が負担」「システム資産を圧縮したい」などの要望も中小企業を中心に大きくなっている。

「ORBIS-ファイブ倉庫管理for SaaS」はこれらの課題を解決するWMSとして、初期費用を大幅に抑えて利用できる。インフラ環境はNSWのデータセンター上に構築しているIaaS型ホスティングサービス「BlueSpider」を利用しているため、導入企業におけるサーバ管理が不要となり、システム管理担当者の業務負荷軽減にもつながる。

「ORBIS-ファイブ倉庫管理」は短期間で効率的な物流業務を実現する入出庫在庫管理システム。システムに不慣れな担当者でも直感的に操作可能な画面の見やすさ、機能の充実に加えて、WMSに求められるさまざまな荷物に対応できる柔軟で細やかな在庫管理、品質向上を実現している。

主な機能は、在庫管理ではロット管理/ロケーション管理/在庫等級・荷姿の管理。保管業務の品質向上では、賞味期限管理/不良在庫・適正在庫管理。ピッキングではトータルピッキング・シングルピッキング/種蒔方式・摘み取り方式。棚卸では棚卸リストの出力/棚卸差異の入力。

同サービスの提供価格は、初期費用15万円~、月額費用9万8000円。SaaS型のほか、独自のカスタマイズにも対応可能なIaaS+導入構築型、各種オプション機能や初期導入サポートメニューなども用意し、ニーズに合わせて利用できる。

問い合わせ
日本システムウエア
ITソリューション事業本部営業統括部第二営業部
TEL03-3770-0095
bscenter@gw.nsw.co.jp

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