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住商情報システム/貿易ドキュメント・マネジメント・パッケージ「TRADEPAQ」新販売

2002年08月29日/未分類

住商情報システム(株)は、TRADEPAQ 社(本社:米国ニューヨーク市)と、同社開発のbolero.net対応貿易ドキュメント・マネジメント・パッケージ「TRADEPAQ」(トレードパック)に関して、日本総販売代理店契約を締結、同製品を軸に、貿易ドキュメント・マネジメント・システムの分野において、コンサルテーションに基づく販売及び導入等の総合的なソリューションの提供を開始する。
同社は、1987年より、国際金融決済ネットワークサービスを提供するS.W.I.F.T.の日本代理店として、国際取引分野における各種パッケージの販売及び導入等を推進し、国際取引の業務知識やノウハウをフルに活かし、貿易業務の本格的電子化に向けて、欧州発の貿易金融EDIであるbolero.netに対応したパッケージの日本における販売を行うことになった。
同社では、貿易業務の電子化に興味を示す企業は多いにもかかわらず、多様なユーザー・ニーズに適切に対応したシステム・ソリューションが存在していない。。
貿易業務におけるニーズは、「既存のシステムを生かし、コストを抑え短期間で導入できる電子化支援ツール」「完全電子化への過渡期である現況にふさわしい、紙と電子の両媒体に対応可能なハイブリッド・ソリューション」「企業内、企業間でのリアルタイムなコラボレーション」「自動化による業務効率向上」「画面や帳票類のデザインにおける柔軟性」がある。
これらの状況に対応して、欧米を中心に125社により導入という実績があり、またbolero.net 社のグローバル・パートナーであるTRADEPAQ 社が開発した、貿易ドキュメント・マネジメント・パッケージ「TRADEPAQ」を日本において販売することになった。
さらに、「TRADEPAQ」はERPなどの外部システムからデータを取り込み、セミ・オートあるいはフル・オートオペレーションを可能にするので、ERP導入企業向けに「TRADEPAQ」を軸とする電子化対応ソリューションを提供する他、各種インテグレーション・サービスの提供にも積極的に取り組んで行く。
「TRADEPAQ」の概要
煩雑な貿易業務を主にインボイスやパッキングリスト、L/C関係書類といったドキュメント作成とその送受信の面から業務を一貫サポートし、ワークフローの自動化と、トレードチェーン内でのコラボレーションの改善を推進する貿易ドキュメント・マネジメント・パッケージ。
貿易業務の電子化対応が確実且つ容易に実現し、業務効率を向上させることが可能となる。
・外部データを利用したドキュメント作成:
「TRADEPAQ」は、ERPや他の社内システム(バックオフィスシステム)から取り込んだデータを元に、各種ドキュメントを作成。システム間での再入力の必要がないので、転記ミスも発生しない。
また、ドキュメントは取引ごとに共通のデータソースから作成されるので、共通した項目を持つ複数のドキュメント作成においても、再入力の必要がない。
・システム連携:
「TRADEPAQ」とバックオフィスシステムとの連携には、「TRADEPAQ」のマッピングツールを使用。
このツールは自動的にデータの発生を検知し、スプールファイル、フラットファイル、XMLファイル、SWIFTメッセージファイルを始め、多種多様なフォーマットのファイルを、「TRADEPAQ」のデータベースに取り込むことが可能。
また、SQLクエリを使用したDB連携、APIを使用した連携もサポートする。
・ルールに基づいたドキュメントの自動作成:
ドキュメント作成に関わるルールを予め定義しておくことで、取引内容に応じたドキュメントの自動作成を可能にする。
・イベント通知機能:
発生したビジネスイベントを認識し、ドキュメントを自動作成した後、修正や不足項目の追加等、必要な操作を促すE-mail を指定した宛先に送付する。
受信者は、E メールに記載されたURLをクリックするだけで、「TRADEPAQ」サーバーにアクセスし、当該ドキュメント画面を開いて編集することができる。
・多様なドキュメント配信:
ドキュメント作成後の配信手段としては、配信先ニーズや書類の用途に合わせ、E-mail、 FAX、プリンター、ブラウザからのダウンロード、bolero.netなど様々な手段を選ぶことができる。
また、配信フォーマットとしてはboleroXML、XML、PDF(実際のドキュメントイメージ)等をサポートしている。
FAXでの配信にはFAX配信用ソフトウェア、E-mailでの配信には、E-mailサババー、bolero.netでの送受信には「boleroPAQ」が、別途必要。
・ドキュメントのバージョン管理:
ドキュメントの内容に修正が発生した場合には、修正オペレーターの名前や修正が行われた時間の情報等が記録され、バージョン番号が割り当てられます。改訂履歴を一覧表示することもでき、徹底したドキュメントのバージョン管理を実現する。
・アーカイブ、及び再印刷機能:
過去のドキュメントはアーカイブファイルとして保存、管理することができる。アーカイブファイルの検索により、過去のドキュメントを再印刷することも可能。
・セキュリティ管理:
(1)ユーザー・セキュリティ:システムの操作権限をドキュメントごとに設定した単位("ロール")で、ユーザーの権限を管理し、柔軟かつ厳重なセキュリティを実現。
(2)通信セキュリティ:「SecurityPAQ」を利用によって、スマートカードによるユーザー認証、電子署名等といったセキュリティ対策も対応。
「TRADEPAQ」の特徴:
1.紙と電子の両媒体に対応可能なハイブリッド・ソリューション:現行業務で使用しているドキュメントを一度に全て電子化するのではなく、取引内容に応じて柔軟に媒体を使い分けることで、段階的にペーパーレスに近づけることができる。
2.短期間での導入が可能:24カ国125ユーザーにおける導入実績から、充実したドキュメント・ライブラリーが用意され、ドキュメントの実装にかかる工数を最小限に抑え、導入期間が短い。
3.自由度と柔軟性が高い:各種サポートツールの使用により、カスタマイズのためのプログラム開発を最小限に抑えるべく、自由度と柔軟性の高いパッケージ・システムとして設計・構築されている。
4.企業内、企業間コラボレーションが可能:ドキュメントの電子交換による情報共有だけでなく、ドキュメント作成作業においてもイベント通知機能によるコラボレーションが可能。
システムは「Registration」番号でユーザーの所属組織を識別し、またその組織単位でデータを管理することができますので、複数企業間あるいは同一企業内の複数部署間での利用が可能。
5.bolero.netへの接続が容易:貿易EDIのインフラストラクチャーを提供するbolero.netを利用者には、bolero.net とのインターフェースを有する「boleroPAQ」を用意(bolero.netへの加盟は別途必要)。
6.導入実績が豊富:欧米のグローバル大手企業をはじめ、125社が導入。
*主要ユーザー企業名: Cargill(商社)、Danzas(物流)、Nordwest International
(物流)、Royal Bank of Scotland(銀行)など
稼動環境:
CPUPentium III 800MHz以上
メモリ512MB以上
ハードディスク15GB (2GB以上の空き領域)
対応OS=
Windows NT4.0 Server (SP4以上)
Windows 2000 Server(SP2以上)
その他Javaアプリケーションが動作可能なオペレーティングシステム
(含各種Unix)
対応データベース=
Oracle 8i以上
Microsoft SQL Server 7.0以上
その他ODBC/JDBC準拠のデータベース
その他必要なソフトウェア=
Servlet 2.3/JSP 1.2準拠のアプリケーションサーバ(Tomcat 4.0等)
JDK 1.4以上
Microsoft Internet Explorer 5.5以上
boleroPAQ (bolero.netでの送受信を行う場合)
各種インターネットFAXサーバー(FAXによる配信を行う場合)
ライセンス価格:
ライセンス一括購入方式の場合200万円~
月払い方式の場合:7万円~
販売対象業種:輸出入企業、海運会社、物流会社、銀行、保険会社など、貿易ドキュメント作成に携わる全ての業種。bolero.netの既存会員とその潜在的会員。
販売開始:2002年9月2日(月)
販売目標:初年度:20セット、3年間:100セット

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