LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

NTTデータグループ/自社製ERPパッケージ事業体制強化

2002年10月03日/未分類

(株)NTTデータは、企業向けのERPパッケージ/ソリューションである「SCAWR(スコー)シリーズ」のビジネスを強化するために、NTTデータのSCAW事業を(株)NTTデータシステムズ(旧社名:東京NTTデータ通信システムズ(株))に営業譲渡し、NTTデータシステムズ社内のSCAWグループと一体化した。
 
東京NTTデータ通信システムズ(旧社名)は、SCAWビジネスにおける中核としての役割を担うことから、これを契機に社名変更を行いました。平成14年10月1日より、「株式会社NTTデータシステムズ」として事業活動を行っていく。
SCAW事業体制の一体化
「SCAWシリーズ」は、NTTデータグループが開発・販売している企業向けERPパッケージ/ソリューションの総称で、平成14年8月末時点で累計558パッケージの導入実績があり、NTTデータグループをはじめとするパートナ会社約50社によりビジネスを展開中で、パッケージ開発をNTTデータが行い、営業・SI(カスタマイズ)をNTTデータおよびパートナ会社が行ってきた。
NTTデータシステムズは、主にシステム販売を行っているNTTデータの子会社で、SCAWビジネスにおいてはパッケージ販売、カスタマイズを行っており、SCAWパートナ会社の中でもSCAWに関する技術ノウハウや実績を最も多く保有している。
今回の営業譲渡により、これまでNTTデータで持っていたSCAWのパッケージ開発部門と、NTTデータシステムズの持つ販売・カスタマイズ部門を一体化し、SI・営業・開発をとおしたシナジー効果によりSCAWビジネスを強化していく。
SCAWビジネスに関する体制の一体化により、SCAW事業はパッケージ販売、SI(カスタマイズ)とパッケージ開発を一元的に推進することが可能となり、ユーザやパートナ会社のニーズをこれまでよりも効果的にパッケージ開発に反映させることが可能となる。
また、営業面・開発面の連携強化により、SCAW導入後のユーザやパートナ会社へのサポートを強化し、商品力・ブランド力強化に努めていく。
NTTデータグループは、ERP市場開拓の主力商品の一つとしてSCAWを位置付け、NTTデータは、法人ビジネス事業本部を中心としてユーザの掘り起こしなど営業面での連携を行うとともに、NTTデータシステムズは、SCAWビジネスを事業の中核として積極的に展開を行い、平成18年度にはSCAWビジネス全体で100億円の売上、累計で1000パッケージの導入を目標としている。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース