ゼンリンデータコム／地図情報サービス「Zm@p on net」バージョンアップ

（株）ゼンリンデータコムは、パソコン、ＰＤＡ、携帯電話、通信型カーナビゲーションといった様々なプラットフォーム(端末)に依存することなく、位置情報を交換できる「シームレスな地図情報サービス」「Zm@p on net（ゼットマップ・オン・ネット）」に、新たな機能の追加・情報の更新を行った「Ver.4」のサービス提供を10月16日より開始する。
Zm@p on netは、PC及びPDA向けにサービスを提供しており、現サービス上でもPCとPDAでの情報の共有、PC上で検索した位置情報を同社が提供するiモード向け公式サイト「ゼンリン携帯マップ」に転送し、その情報を携帯電話上で活用することができる。
今回のバージョンアップでZm@p on netは、よりカーナビ感覚に近い表示機能、会員同士のコミュニケーション機能の追加に加え、ユーザーニーズの高いオフラインモードでの機能拡大などにより、さらにネットワークで繋がる地図情報としての利便性向上を図っている。
なお、会員のサービス利用料金は従来通りです。
「Vol.4」の主な追加機能、更新は以下の通り。
■カーナビ感覚でルートが確認できる
・交差点／高速道路ジャンクション表示
探索したルートに存在する交差点及び高速道路ジャンクションをポップアップする拡大画面で詳しく表示。
・シミュレーション機能
探索したルートをリアルな感覚でシミュレーションすることで外出前の行程確認が可能。移動速度は任意に設定できる。
・ルート探索結果の保存機能
探索したルートをサーバー上に保存。これにより、手軽に保存ルートの呼び出し・確認が可能。
・ルート探索結果のダウンロード機能
ルート探索した結果を、PC及びPDAへダウンロードすることができる。これにより、オフライン状態でのルート周辺地図の確認が可能。
■地図を軸としたコミュニケーションを実現
Zm@p on netの会員で、互いにID登録したメンバー同士間で、相手の位置情報がレーダーパネルで確認できる。また、お互いの位置をレーダーで確認できるだけでなく、マウスをアイコンに合わせれば、位置情報を登録した時に書き込んだコメントがポップアップ表示される。
■ウィンドウ色を楽しく選べる
インターフェイスを刷新し、これまで以上に分かりやすいボタン配置にし、操作性を高めた。また、ウィンドウ色（スキンファイル）を７色用意。
■オフラインモードでの地図情報操作機能の拡大
自分で登録した情報をクライアントにも保存できるようにし、オフラインモードでもユーザーが任意で設定した地図上の「お気に入り」の場所や情報の確認ができる＜オフラインモードでの「お気に入り」情報の操作＞や、過去に行った検索が履歴として残り、その履歴を元にした検索が可能となる＜検索履歴の呼び出し＞を、新たな機能として追加。また、地図情報も最新版へ更新。