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日本ユニシス/携帯端末向けXML Webサービスゲートウェイ「MobiThru」提供開始

2002年10月24日/未分類

日本ユニシス(株)は、携帯電話・PDAなどの携帯端末からXML Webサービスを利用するためのゲートウェイ「MobiThru(モビスルー)」を11月から提供開始する。
「MobiThru」は、Javaアプリケーションを使ってXML Webサービスと接続し、これまで携帯端末のWebブラウザでは実現できなかった高機能なWebサービス利用環境を提供する。
「MobiThru」は、XML Webサービスのメッセージ交換の特徴でもある、「XMLデータで要求を受け、同じ形式で応答を返す」ことを実現しており、HTMLデータを使っているWebブラウザでは難しかった機能を携帯端末にて実現可能にしている。
「MobiThru」を利用することで、BtoB、社内情報システム、BtoCなど様々な分野でのビジネスシーンに携帯端末の利用が可能となる。
なお、「MobiThru」における携帯端末との通信機能は、(株)ネット・タイムの通信プロトコル SCOAP(Smart Card Object Access Protocol)を採用している。
「MobiThru」の特徴
XML Webサービスの利用
既存のSOAP注4ベースのXML Webサービスを携帯端末で利用することができる。
Javaアプリケーションによる高機能なXML Webサービス利用環境
JavaアプリケーションからXML Webサービスを利用することで、例えばXML Webサービスから受信したデータを携帯端末の処理でグラフに表示したり、端末ハードウェアを制御することも可能。
また、Webブラウザとは異なり、JavaアプリケーションではHTMLを使用しないため、必要なデータのみ送受信することで通信コストを削減することができる。
認証機能
Javaアプリケーションのダウンロードおよび実行時に認証をおこなうことができます。重要な処理を実行するJavaアプリケーションには、アプリケーションの起動時にユーザID・パスワードを要求することで、セキュアなJavaアプリケーション実行環境を提供することができる。
「MobiThru」の価格は、20ユーザ版で53万1千円から。XML Webサービスのシステム構築などシステムインテグレーションの関連売上げを含め、2004年までに50億円の売上げを目指す。

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