三菱電機(株)は、事業系使用済みパソコン等の回収・再資源化(リサイクル)について、インターネットを活用した管理システムと運用体制を構築し2001年8月より運用しており、この運用体制に日本サムスン(株)が参加する。
企業などから排出される使用済みパソコン等の情報機器は、「資源の有効な利用の促進に関する法律(以下、「資源有効利用促進法」)」および関係省令に基づき、回収・再資源化(リサイクル)がメーカーに義務づけられています。三菱電機ではインターネットを活用した管理システムと体制を整備し、2001年8月より運用している。
このシステムは三菱電機、およびパソコン等を生産する関係会社を始めとするメーカー、廃棄物処理事業者、収集運搬事業者と共同で運用してる。2002年8月には運用に参加している三菱電機インフォメーションテクノロジー(株)、NEC三菱電機ビジュアルシステムズ(株)が資源有効利用促進法適合の認定を受ている。
また、自前のリサイクル管理システムを持たないパソコンメーカーなどに対して、この共同運用への参加を呼びかけている。
日本サムスンとの合意内容
日本サムスンは、三菱電機が開発、構築した事業系使用済みパソコン等の回収・再資源化サービスの共同運用に参画する。
三菱電機は、日本サムスンが行なう資源有効利用促進法等に関する申請書の作成を支援する。
これにより日本サムスンは、必要な法的手続きが完了後、資源有効利用促進法に対応したパソコン等の回収・再資源化を行なうための基盤として、このサービスを利用することが可能となる。
共同運用システムの特長
共同運用による全国規模の回収・再資源化ネットワーク
パソコン等の回収・再資源化を全国規模で行なう共同運用によるネットワーク。回収・再資源化の費用を排出時に排出される顧客の負担、および回収率やリサイクル率等の把握がメーカーに求められていることから、見積もり、請求や処理結果確認の機能を備えている。
Webベースのシステムにより迅速な情報伝達と低コスト運用を実現
Webサイトからの依頼入力による自動見積りや、受注情報の電子メール送信機能などにより、処理単価を最小限に抑えた効率的な運用を実現。
なお、基盤となる情報機器リサイクル管理システム「DiaRCS+(ダイヤアールシーエスプラス)」は(株)ダイヤモンドPCが開発、運用を担当している。
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日本サムスン/三菱電機運用の事業系使用済みパソコン回収・再資源化の共同運用体制参加
2002年10月24日/未分類
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