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IBM、シャープ/Linuxベースの企業向けモバイルソリューションのグローバル事業展開に合意

2002年11月21日/未分類

IBMコーポレーションとシャープ(株)は、企業のアプリケーションやデータベース、あるいは電子メールやスケジュールに、モバイル環境下からアクセスを可能とするLinuxベースの企業向けモバイルソリューションを共同で開発し、グローバルに事業を展開することで合意した。
企業向けソリューションのプラットフォームとして、組込み型Linuxを導入するというIBMの戦略と、Linux(R)とJavaTMを採用したザウルスを法人市場へ展開するというシャープの戦略が合致したため。
今回の協業により、IBMは、IBM WebSphere(R) Everyplace Access (WEA)といったLinux(R)/JavaTMによるモバイル機器向けのインフラストラクチャとミドルウェアを提供する。これらの技術により、企業アプリケーションや企業データベースへのシームレスなアクセスが可能となる。
一方、シャープは、 IBMのモバイル機器向けインフラストラクチャとミドルウェアが動作する基本プラットフォームをLinux(R)/JavaTM搭載のザウルスという形で提供。
このザウルスは、2002年3月の米国を皮切りに日本をはじめ各国で販売されているが、そのオープン性により、既に企業アプリケーションとして著名なサーバアプリケーションやデータベースなどが移植され、活用されている。
また、IBMとシャープは、アプリケーションの開発に際して、数多くのオープンソースな開発ツールや開発リソースを提供。このオープンな環境と、シャープのザウルスの組み合せにより、システム開発者は、プラットフォームに依存することなく、短期間で柔軟にシステムを開発することが可能になる。
企業向けモバイルソリューション事業展開の第一歩として、先ずは、IBMのインフラストラクチャとミドルウェア技術とシャープのザウルスの組み合せにより、IBMのDB2を始め、オラクル社やサイベース社のデータベース等、幅広い企業アプリケーションへのアクセスが可能なソリューションを企業ユーザやSI事業者へ積極的に提案する。
両社は、2003年中旬を目処に、米国より導入を進め 順次世界展開を進める予定。

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