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SAP/国際取引の効率化を支援するグローバル・トレード・サービス発表

2002年11月21日/未分類

SAP AG(以下:SAP)は、今日の国際取引にまつわる複雑さとリスクを低減する業界間商取引アプリケーション、SAPグローバル・トレード・サービス(以下:SAP GTS)を発表した。
SAP GTSは、セキュリティ、スピード、そして国際取引が必要不可欠となっている今日のビジネス環境において、ただちに経営課題に対処する新機能を提供する。
この新しいアプリケーションは、変化の激しい世界各国の取引規制に企業が容易に対応できるようにすることにより、販売チャンスを最大限に活かせるよう支援する。プロセスの自動化により、企業は国家間の商品の移動を効果的に行うことが可能になり、国際取引にまつわるリスクを低減できる。
SAP GTSの主な機能のコンプライアンス管理は、認可された組織リストの審査プロセスを自動化するほか、ライセンス管理と禁輸審査によって輸出入の制御を自動化する。
コンプライアンス管理機能により、企業のビジネスパートナーは即時に審査され、販売/購入管理プロセスを通じても審査を行い、常に政府機関から発行された最新の認可組織リストに照らして審査がする。
この機能によって、企業はこれまでよりも効率的にコンプライアンス管理を行うことが可能になり、取引規制違反による多額の罰金を支払うこともなくなり、この機能は各国のより厳重なセキュリティ規制にも対応している。
カリフォルニア州ミルピタスに本社を置く、広範囲に入手可能なデータ・アクセス・ソリューションのプロバイダであるアダプテック社は、国際的にビジネスを展開しており、SAP GTSの導入によってすでに効率性を改善している企業。アダプテックは、企業全体で取引プロセスを統一し、輸入/輸出業務に関連するすべての構成要素について規制を遵守し、国際取引を自動化・促進するためにSAP GTSを導入した。
SAP GTSは、XMLなどのオープン・スタンダードを採用しており、異種混合のIT環境で国際取引業務を管理する包括的なアプローチを提供するためにmySAPテクノロジーを活用。このため企業は各地で業務を遂行しながら、SAP GTSを使用して輸出入プロセスを集中管理できる。

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