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DHL/独ライプチヒ・ハレ空港で最新航空貨物ハブ開設

2008年05月28日/物流施設

DHLは5月26日、ドイツのライプチヒ・ハレ空港で最新のヨーロッパ航空貨物ハブを正式に開設したと発表した。ヨーロッパ最大級の建設規模。
DHLドイツ・ライプチヒ・ハレ航空貨物ハブの建設に対するドイツポストワールドネットの投資額は約3億ユーロに上り、これによってDHLのスピード、アクセス、ネットワークが強化される。
ハブはヨーロッパの東西南北方向へ直接アクセスできる交差点の位置にあり、中東欧、アジアの成熟市場と新興市場の両方への接続が可能。ハブは、ドイツで最大・最新の仕分けラインを持つ物流センターと、航空機の格納庫、エプロン、タンクステーション、管理棟で構成される。現時点での毎営業日の貨物積み替え量は1晩あたり約1500トンで、2012年までに2000トンに拡大する。
ライプチヒハブは、電力と冷暖房のエネルギーニーズを大規模に自己充足できるDHL初の施設で、コジェネレーションユニットによる熱電併給と、格納庫の作業場の屋根に取り付けられた1000平方メートルの太陽電池による、太陽エネルギーを利用した発電によってまかなわれる。さらに、それぞれ300立方メートルの容積を持つ2つの地下貯水槽により、毎年約3000立方メートルの雨水を集め、航空機の洗浄に使用することができる、としている。

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