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三井物産、TIS、日本オラクル/協力して製造業向け電子調達・購買システム提供

2002年12月05日/未分類

三井物産(株)、TIS(株)、および日本オラクル(株)の3社は、製造業の生産プロセスで調達部品を共通化し、設計から開発まで、製造過程全体における購買・調達業務を効率化するソリューションの開発および提供を今月より共同で行う。
製造業では、通常、設計・試作・開発・量産のプロセスごとの部品管理が一般的で、部品データは各プロセスを統括する部門や事業部によって個別に管理されてきた。
このため、例えば試作と量産の段階で同じ部品を使用する場合でも、段階ごとに管理が必要で、製品開発から市場投入までのリードタイム全体を長くする要因となっていた。
このような課題に対し、三井物産、TIS、日本オラクルは、各生産プロセスで共通の部品カタログを利用し、調達・購買システムと自動的に連携して、全体の調達業務を効率化するソリューションを共同で提供する。
三井物産は、膨大な部品情報をカタログ化して、各生産プロセスで共通して利用するための基盤「リクィジット・カタログコンテンツソリューション」を提供。日本オラクルは、堅牢で安全なITシステムを支えるデータベース「Oracle9i Database」及び、調達・購買業務における業務プロセスを適正化し、コストを削減するソリューション「Oracle SRM」をそれぞれ提供する。またTISは、システムの導入から運用までのコンサルティング、及びシステム開発を、最短6ヶ月で提供する。
本ソリューションを導入した企業は、購買の集中および効率化により、調達業務に要するコストを約20%削減することが可能になる。
3社では、2003年末までに製造業を中心に総額30億円の売上を見込んでおり、今後協力して営業・マーケティングおよびプロモーション活動を行っていく。

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