東京都／バス運行情報の本格実施

東京都交通局は、平成１４年１２月１０日より５系統で実施していたバス運行情報サービスの実証実験を好評のうちに終了し、１月８日より都区内の全路線でサービスを開始した。
提供する主なサービス内容は、バスの接近情報、到着までの予測時間、目的地までの所要時間、ノンステップバスと一般車の区別、バス運行位置情報、時刻表をインターネット、携帯電話、ＰＨＳ、固定電話に情報を案内するもの。
サービス対象系統は、１２９系統（多摩地区路線、台東区内循環バス、深夜バスを除く）で、案内のアドレスは「http://tobus.jp」。
なお、実証実験における顧客の利用状況は、サービス開始初日（１２月１０日）には、約３万１千件のアクセスがあり、１２月２６日までの１７日間の１日平均は約１万８千件だった。
アンケート調査結果は、回答者３０５人（期間：１２月１０日～１２月２６日）。
「サービスの利用頻度」では、「毎日利用する」とした回答が約２５％になっており、「都バスの利用回数の変化」では、「増えた」とした回答が約３６％になっている。
自由意見として「全系統で対応して欲しい」５０件、「このサービスを大いに利用したい」３８件などの意見があった。