全日本トラック協会調べ／軽油価格高騰に運賃値上げ平均4.0％

全日本トラック協会は、トラック運送事業者の荷主との運賃値上げ交渉の状況、運賃転嫁ついて調査し、荷主に対し運賃値上げの交渉を行っている事業者は68.6％で、運賃転嫁ができた事業者は44.3％で、値上率は平均で4.0％だった。
運賃転嫁の方法は、現行の運賃単価自体を値上げする方法が最も多く73.2％、燃料サーチャージ（燃料特別付加運）を新たに設定する方法が18.7％になっている。
調査は、5月16日～6月3日の間に、全国849事業所に配布し531票を回収（回収率62.5％）した。
運賃値上げ率は、「ほぼ転嫁」「一部転嫁」できたとする回答者に、運賃改定により1年前の同時期と比べてどの程度値上がりしたかについて聞いたところ、「5-6％未満」が最も多く22.3％で、平均では4.0％の値上げとなっている。