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花王/取引先に納品の荷姿・頻度・曜日を適正化

2010年07月24日/SCM・経営

花王は7月23日、CSR/サステナビリティ レポート 2010を発行し、2009年度の物流段階での環境負荷削減推進について、花王カスタマーマーケティングから取引先への働きかけにより、納品荷姿、納品頻度、納品曜日の適正化が進み、積載率向上、配送距離の短縮、燃費向上として成果が表れたとしている。

家庭品およびケミカル製品の輸送においては、生産拠点のリアロケーション(複数工場での生産化)や製品の直送化による輸送距離の短縮、輸送容器の大型化による積載率の向上などを実施し、輸送エネルギー原単位で2008年度比6%を削減した。

また、輸送ルートの見直しなどを図ることで、モーダルシフト化率が2009年度は64%(対前年度比+0.6%)になっている。

花王ロジスティクスでは、ドライブレコーダーで記録した映像や走行データをもとに、エコ運転などの教育、ハイブリッド車やエコタイヤの導入も進め、エコタイヤは、計画を前倒しして2009年度に全車導入を完了した。

これらの結果、2009年度の燃費は活動開始前の2006年度に比べて17%向上しているという。

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