ニチメンと日商岩井／経営統合に向け新会社の詳細発表

ニチメン(株)と日商岩井(株)は、平成１５年４月１日を期して、株式移転により両社が共同して両社の完全親会社となる持株会社ニチメン・日商岩井ホールディングス(株)（以下：持株会社）を設立する。
経営統合による効果として、重複する機能や国内・海外拠点の統廃合、職能組織の再編と合理化、事業の再編などにより、３年目（平成１８年３月期）までに連結ベースで年間約１，１００億円の販売管理費を削減し、収益性の向上を図る。
・合理化の内容効果（平成１８年３月期）
販売管理費削減額合計（事業再編効果を含む）１，１３０億円
合理化効果６７０億円
職能組織の再編、国内外拠点の統廃合、営業部・子会社の統合等１２０億円
単体・子会社（統合対象外）でのリストラ、事業の再編２２０億円
人件費・物件費の削減等２９０億円
その他（基幹システムの統合、資産の活用等）４０億円
事業再編による子会社の持分法化等６０億円
持株会社の概要
商号：ニチメン・日商岩井ホールディングス株式会社
本店所在地：東京都港区芝４丁目１番２３号
取締役及び監査役候補者：　＊（　）内は現職
代表取締役会長・Ｃｏ－ＣＥＯ　半林亨（ニチメン（株）代表取締役社長）
代表取締役社長・Ｃｏ－ＣＥＯ　西村英俊（日商岩井（株）代表取締役社長）
取締役橋川眞幸（（株）ＵＦＪ銀行専務執行役員）
取締役竹田博（ニチメン（株）代表取締役専務）
取締役南健一（日商岩井（株）取締役常務執行役員）
取締役小林克彦（リーマンブラザーズ証券東京支店投資銀行本部マネージング・ディレクター）
常勤監査役中尾舜一（ニチメン（株）常勤監査役）
常勤監査役政岡東馬（日商岩井（株）常任監査役）
監査役中村輝夫（日本化薬（株）代表取締役社長）
監査役品川正治（日商岩井（株）非常勤監査役）
人員：約５０名
資本金：１００億円
発行予定株式数：１５４，３５８，１６６株（１単元の株式の数１００株）
決算期：３月末
会計監査人候補：新日本監査法人、朝日監査法人
上場取引所（予定）：東京証券取引所、大阪証券取引所