東武ストア、丸紅、マルエツ／資本・業務提携

丸紅(株)及び(株)マルエツは、(株)東武ストアとの間で、東武ストアの事業に関し資本・業務提携を行うことについて合意し、三社ほか東武鉄道(株)を当事者として、資本・業務提携基本合意書を締結した。
業務提携の内容は、東武ストアの経営戦略の一環である「食を中心としたスーパーマーケット」のモデル構築に向けた、丸紅及びマルエツの東武ストアに対する人材派遣、社員教育、商品供給など。なお、東武ストアが現在締結している八社会との取引契約は現行のまま継続する。
東武ストアでは営業力向上と収益構造改善の必要性を強く感じ、優れたノウハウを有するパートナーとの提携が必須と考えており、丸紅は消費者ニーズに合致した商品の供給、また物流・情報システムの開発、運用などにおいて商社の機能を提供することにより、東武ストアの営業力向上に協力したいと考えていた。
一方、マルエツは、更なる事業領域拡大のため首都圏に基盤を有するスーパーマーケットとの提携の必要性を感じており、東武ストア及び東武鉄道並びに丸紅及びマルエツは、各社のニーズが一致したことから、四社を当事者として、資本・業務提携基本合意書の締結に至った。
資本提携の内容は、当初、東武鉄道の完全子会社である(株)東武百貨店が有する東武ストア株式9 0 000株を、丸紅及びマルエツが以下の株数で譲り受ける。
丸紅6 435 000株（発行済総株式の12.5％）
マルエツ2 565 000株（発行済総株式の5.0％）