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日野自動車/本格DPFの実用化に向けたモニター運行開始

2003年02月02日/未分類

日野自動車(株)はディーゼル車が排出するPMを低減し、超低PM適合「平成17年(新長期)排出ガス規制PM値0.027g/kWh」レベルの本格DPFを開発、いち早く製品化の目処をつけた。
今回、顧客である西濃運輸(株)の協力を得て、超低PM認定制度に適合する世界初のDPFの実用化に向け、中型トラックでモニター運行を開始する。
先に日野が開発した本格DPFは平成15年(新短期)排出ガス規制に合わせ開発した新型エンジンとの組み合わせにより、PMは平成17年(新長期)排出ガス規制適合可能レベルを達成。国土交通省の超低PM排出ディーゼル車認定制度85%低減レベル(☆☆☆☆)。
日野はディーゼル車の低公害化に従来より業界のトップランナーとして積極的に取り組んでおり、コモンレール式燃料噴射装置、パルスEGR、酸化触媒(PMトラップ)等 新技術の導入で先陣を切り市場をリードしている。
このモニター運行は3月より開始し、早期の市場展開につなげる。
超低PM技術の特長
・エンジン排出ガスの全量を高耐熱性セラミック壁に通して濾過する“ウォールフロータイプ”の微細孔フィルターを採用し、極めて高いPM捕集率(95%以上)を実現。
・低硫黄軽油(50ppm)の使用を前提とした新開発の触媒ときめ細かい電子制御を行う新世代コモンレール式燃料噴射システムにより、捕集したPMを走行中に燃焼処理。
・上記の組み合わせにより、従来は困難とされていた渋滞を伴う都市内走行など排気温度が低い状態でも安定したPM低減性能を発揮。

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