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住友商事/中国で国際フォワーディング会社設立

2003年02月06日/未分類

住友商事(株)は、中国での許認可取得第一号となる外資マジョリティによる国際フォワーディング会社を設立する。
新会社は上海住商亜東国際貨運代理有限公司(以下:住商亜東)(資本金:110万米ドル)、出資比率は、住友商事グループ70%、中方パートナーである上海亜東国際貨運有限公司(以下:上海亜東)(本社:上海市、総経理:勞渝聲)30%。住商亜東は国際フォワーディングに絡む通関等諸業務を行う上で必須となる国際貨運代理ライセンスを最初から所持し、3月上旬を目処に営業を開始する。
中国・対外貿易経済合作部は、1月10日付で、国際フォワーディング業における外資出資比率を75%まで認める「外商投資国際貨物運輸代理企業管理弁法」を施行していたが、外資マジョリティ設立に向け1年以上の調査・準備を進めてきた住友商事と上海亜東 双方の取組みが中国第一号での許認可取得した。
「世界の工場」としての地位を確実に築きつつある中国、その核である上海において、住商亜東は、日系企業を始めとした顧客に対し、木目細かく、付加価値の高い物流サービスを提供していく。
具体的には、ベンダー・コントロール、日本独特の商慣習に対応した検品を含む物流加工、アソートメント(仕分)、リザーブ・ストック、ベンダー・マネージメント・インベントリー(VMI)、バイヤーズ・コンソリデーション、各種物流情報サービス等々の機能を組合せたワン・ストップ・サービスを確立し、他競合他社との差別化を図る。
更に、住商亜東は、点から線への展開策として、住友商事が構築する物流グローバル・ネットワーク、現在構築中である中国物流ネットワークとの連携を強め、より総合的、且つ、競争力のある物流サービスの提供を積極的に展開していく。
会社概要
会社名:上海住商亜東国際貨運代理有限公司
本社:上海市 黄浦区
資本金:US$1 100 0
事業内容:海上航空輸出入貨物の輸送請負、国際展示品、個人貨物並びにトランジット貨物の国際フォワーディング業務、集荷、ブッキング、倉庫保管、検品、トランシップ、コンテナ・バンニング、コンテナ・デバンニング、運賃と諸掛の精算、通関代理、商品・動植・衛生検査申告代行、保険代理、関連する短距離トラック輸送サービス及びコンサルティング業務。
物流センター:逸仙路物流センター(上海市宝山区) 3 100㎡
出資者及び出資額:
住友商事株式会社 $385 000.00 35.00%
スミトランス・ジャパン株式会社(住友商事100%) $330 000.00 30.00%
住友商事(中国)有限公司 $55 000.00 5.00%
中方 上海亜東国際貨運有限公司 $330 000.00 30.00%
計 4社 $1 100 0

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