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日本通運/「3PLリアルタイム情報連携システム」導入

2003年02月06日/未分類

ウェブメソッド(株)は、東洋エンジニアリング(株)(以下:TEC)が、日本通運(株)に納入した「3PLリアルタイム情報連携システム」において、同社の「ウェブメソッド統合プラットフォーム」が採用されたことを発表した。
日本通運が導入した「3PLリアルタイム情報連携システム」は、海外の荷主サーバと国内の同社サーバとの間で入出荷指示や実績をリアルタイムで情報交換する3PLにおけるシステム。
このシステムにより、シンガポールに設置されている荷主のサーバ(SAP R/3)と国内における同社の倉庫管理サーバとの間で、物流業務にかかわる入出庫指示や実績収集に関するメッセージ交換をリアルタイムで実現することができる。
また、荷主の会計システムとの直接連携による業務効率化や緊急業務への対応なども可能となり、グローバルな展開を行っている同社が提供する3PL業務のサービスをさらに向上させることができる。
近年、グローバル化するサプライチェーンにおける情報伝達の有効手段としてこのシステムは注目されており、荷主に代わって包括的な物流活動を行う3PL企業がリアルタイムで荷主と顧客の双方にアクセスできる仕組みを提供することで、サプライチェーン全体の可視化向上とチェーンの各企業の戦略的な情報コントロールが可能となる。
TECはこのシステムの開発・導入に際し、「スパイラル開発手法」という、海外荷主との緊密な連携を通して早期にプロトタイプを作成しシミュレーションを繰り返しながら開発を進めていく独自の手法を採用した。
そして基盤技術としては「ウェブメソッド統合プラットフォーム」を採用することにより、コストを押さえて短期間でのシステム構築と確実なカットオーバーを実現した。

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