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日本ユニシス/無線ICタグを活用した研究開発活動開始

2003年02月13日/未分類

日本ユニシス(株)は、米国MIT(マサチューセッツ工科大学)に本部を置く「オートIDセンター(Auto-ID Center)」に参加し、これまでシステムインテグレータとして培ったシステム構築ノウハウや技術力、システム開発力をベースに「オートIDセンター」標準仕様に準拠したシステム構築やソリューションの開発、および無線ICタグの普及・啓蒙活動を推進していき、同センターに参加している会員企業と共同で実証実験も開始する。
あらゆるモノに無線ICタグが付帯され、様々なサービスが創出されるユビキタスコンピューティングの時代が目前に迫っている。
今後無線ICタグの他にも、センサ、GPS、カメラなどのあらゆるデバイスがネットワークに接続され、物品だけでなく人や動植物、環境など様々なモノの状態がリアルタイムに把握できるようになっていく。
同社は昨年10月25日、こうしたデバイスネットワークを通じてリアルタイムに収集されるデータと、企業内活動で利用されている既存のビジネスデータを連携させることにより、新たなサービスやビジネスモデルの創出、業務プロセスの迅速化、高精度化を可能とするITアーキテクチャ「Resource Operation Management Architecture(以下ROMA)」を発表した。
無線ICタグによる自動認識技術は、物流、製造業界などに限らず様々な分野へ適用できる可能性を持っている。
日本ユニシスでは、無線ICタグをROMAのキーデバイスと考え「オートIDセンター」への参加を決定した。「オートIDセンター」への参加を通じて、以下の活動を実施していく。
・「オートIDセンター」仕様の標準化における技術協力
・会員企業との協力による、オートID技術を利用した実証実験や啓蒙・普及活動の推進
・ 日本ユニシスが有するシステム構築ノウハウをベースとする実用化に向けたソリューションの開発
今後、日本ユニシスでは、「オートIDセンター」仕様をベースとしたソリューションをROMA上で提供し、SCMやCRMといった既存の企業システムと密接な連動を可能にしていく。
また、「オートIDセンター」仕様のソリューションの他にも、様々なデバイスデータと企業システムを組み合わせた新たなサービスやビジネスモデル創出に取り組んで行く。

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