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日本オラクル、CSK/近鉄エクスプレスの営業支援システム構築

2003年02月20日/未分類

日本オラクル(株)と(株)CSKは、(株) 近鉄エクスプレスの営業支援システム「KWE-Business Development Systems」を共同で構築し、2月より本格稼動した。
「KWE-Business Development Systems」は、各営業所の営業担当者と受注担当者(デスク)とが離れた場所で顧客情報を共有するための営業支援システム。
近鉄エクスプレスでは、輸出営業部門において、日々増大する業務や急激な市場変化に対応するため、各営業所に分散していた受注業務全般を集約することで、業務の効率化を図る計画を立てていた。
そのため、組織上分離される営業担当者と受注担当者(デスク)が顧客情報や営業進捗を共有できる仕組みが必要であると判断、この度の営業支援システムの導入となった。
同システムにより、新規顧客へのマーケティング戦略の実現、既存顧客サービスの拡充と関係強化、営業活動の管理強化、受注管理の効率化が期待されている。
システムは、「Oracle E-Business Suite」の営業支援アプリケーション「Oracle Sales Online」機能を中心に構築、データはすべてオラクルのデータベースに集約され、統合管理される。
インフラからアプリケーションの導入及び追加プログラム開発までのシステムインテグレーションをCSKが担当。近鉄エクスプレスにとってIT戦略上重要なシステムであることから、ハイアベイラビリティなストレージシステム上に構築した。
また、完全なWebアプリケーションによって組織横断的な顧客情報の共有・管理を実現している。
近鉄エクスプレスでは、今後柔軟な営業組織の構築やモバイル利用による無店舗営業所など、総合販売体制の実現を目指し、営業支援システムの全営業担当者への展開を検討している。
今回のシステム導入は、日本オラクルとCSKの技術連携により、最新アプリケーションである「Oracle Sales Online」をわずか4ヶ月という短期間で導入した。

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