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住友商事/企業間電子商取引システム刷新

2003年03月02日/未分類

住友商事(株)は、既存のEDI情報窓口システムの置き換えを目的に2002年4月から構築を進めてきた、新B2B(企業間電子商取引)システム「SBGS(Summit B2B Gateway System)」が稼動した。
システム構築は、(株)住商フォーエスが共同で行い、ハードウェアには、日本IBMのUNIXサーバー「IBM(r) eServer pSeriesTM 660」をクラスター構成で採用した。新システムは、オープンな業界標準に対応することで、現行の国内外300社との企業間取引と、今後の迅速で柔軟な連携するシステムの拡大を可能にし、システムの導入・開発・保守のコストを約4割削減することに成功した。
住友商事では従来、取引先との受発注処理などにEDIを利用してきたが、SAP社のERPパッケージ「R/3」を中心とした新基幹システムを導入したことにより、営業データを経営情報に迅速に結びつける新しいB2Bシステムの構築を推進してきた。
SBGSの稼動により、国内外取引先・基幹システムを含めた合計2000以上のフォーマットのファイル、多様な通信方式(ダイヤルアップ・専用線・インターネットVPN等)、日本独自でのEDIなどの他、Webによる送受信状況の照会、XMLに代表される最先端の技術を利用した低コストかつ柔軟な企業間取引が可能となった。
新B2Bシステムは、(株)データ・アプリケーションのEDIパッケージ・ソフトウェア「ACMS B2B」を中核としている。パッケージ・ソフトウェアの選定にあたっては、国内外のパッケージを比較し、TCOの削減面・機能面・稼動/運用実績・英語版への対応等の評価により、採用を決めた。

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