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東京海上キャピタル/ワンビシアーカイブズの全ての事業とワンビシ産業の保険事業の営業譲受

2003年03月20日/未分類

東京海上キャピタル(株)は、3月末日をもって、(株)ワンビシアーカイブズの全ての事業および(株)ワンビシ産業の保険代理店事業を譲り受ける。
今回の営業譲受は、東京海上キャピタルが運営する投資ファンドおよび野村プリンシパル・ファイナンスの出資する受皿会社を通じて行い、受皿会社には、ワンビシアーカイブズの現経営陣も出資を行う予定。
営業譲受価格は500億円程度で、マネジメント・バイ・アウト(MBO)としては国内最大規模。なお、東京海上キャピタルは、既に運営している投資ファンドに加え、本MBOのために設立する専用ファンド(New Wanbishi Partners投資事業有限責任組合)を通じて日本政策投資銀行等と共に今回の営業譲受にかかる投資を行う予定。
ワンビシアーカイブズは1966年に創業、文書保管倉庫業から発展し、現在ではデジタル情報を含む総合的な情報管理のアウトソーサーとして事業展開いる。
推定される国内シェアは約3割で、リーディングカンパニーとしての地位を確立し、特に金融機関・官庁等法人向けの文書管理に実績があり、ユーザーから高い信頼を得ている。
ワンビシ産業は1960年に創業されましたが、今回の営業譲渡の対象となる保険代理店事業は1974年に開始。当該事業は、アメリカンファミリー生命保険会社(以下:AFLAC)の保険代理店を中心に事業展開を行っており、AFLAC代理店としては国内トップクラスの地位にある。
両社は、業績面では安定しているが、過年度の積極的な投資・運用に伴う借入負担が重く、財務構造の抜本的な改善策を模索していた。今回の営業譲渡により、財務構造の再構築を図るとともに、東京海上キャピタルおよび野村プリンシパル・ファイナンスのサポートのもと、積極的な事業展開を行うことによって、将来の株式上場を目指していく。
ワンビシアーカイブズ 会社概要
会社名:株式会社ワンビシアーカイブズ
事業内容:総合情報管理事業
設立年月:1966年4月
代表者:髙澤 信行
本社:東京都中央区
従業員:787名(内パート368名)
ワンビシ産業 会社概要                      
会社名:株式会社ワンビシ産業
事業内容:保険代理店事業、石油販売事業など
設立年月:1960年4月
代表者:髙澤 信行
本社:東京都中央区
従業員:82名(保険事業の従業員)

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