ヤマト運輸(株)は4月1日、宅急便の組織を改革し、現行の営業所を細分化してグループ単位で運営する宅急便エリア・センター制を導入する。
同社は宅急便のサービス戦略として、利用者のより近くに拠点を設置し、配達時間などの要望にすぐに対応できる体制を整えている。
現在の小集団による宅急便のグループ活動は23年前に導入されているが、今回の改革により、サービスをさらにきめ細かく提供するとともに、事務を集約することが可能となる。
宅急便エリア・センター制による新組織
(1)宅急便センター
SDによる宅急便の集配業務と店頭での荷受け業務に特化する組織。電話応対・経理事務等は主管支店に集約。
宅急便センター長はプレーイングマネージャーとして、毎日の営業活動を行うと同時に責任者としての役割も果たす。
(2)エリア
6から7つの宅急便センターが集まって構成するのがエリア。エリア支店長は宅急便センターを毎日巡回し、営業面を中心にサポートする。
(3)主管支店
宅急便センターをサポートする役目を担い、全センターの電話応対・経理事務・人事管理などを5つの課で集約する。
・サービスセンター・事務管理センター・社員サポート課・社会貢献課・営業企画課
新体制によるネットワークの状況
宅急便拠点数 2,545店 (センター数5,614)
主管支店数 71店
物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信
ヤマト運輸/宅急便エリア・センター制導入
2003年03月30日/未分類
未分類に関する最新ニュース
- LNEWS/2010年アクセスランキング (12月29日) 2010年12月29日 未分類
- 東洋ゴム/トラック用タイヤなど7%値上げ (12月13日) 2010年12月13日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/ガソリン混入軽油販売 (12月01日) 2010年12月01日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/11月の軽油卸価格1.2円上げ (11月30日) 2010年11月30日 未分類
- ロジスティクス手帳2011/販売開始、特別価格1800円 (11月25日) 2010年11月25日 未分類
最新ニュース
- スズケン/福岡県に物流センター稼働、設備投資60億円(12月29日)
- LNEWS/2010年アクセスランキング(12月29日)
- 日本貨物航空/韓国公取委の課徴金で、ソウル高等法院に訴状提出(12月29日)
- 花王/中国・安徽省に家庭用製品の生産拠点用地取得(12月29日)
- タケエイ/倉庫を取得(12月29日)
- ドイツポストDHL/カーボン・オフセットの輸送サービスが年間10億件に(12月29日)
- 象印マホービン/国内外の物流システム再構築(12月28日)
- モリト/適正在庫のグローバル化実現へ(12月28日)