(株)損害保険ジャパンは、企業の抱える膨大な事故関連業務を大幅に省力化し、総合的にサポートする、事故情報管理・分析システム「AEGIS(イージス)」を新たに開発し、4月より、大規模な企業契約者を中心にサービスを開始した。
「AEGIS」は、インターネットを利用することにより、世界各地に展開する事業拠点の事故情報を即座に把握・管理することができるとともに、操作性に優れたシステムサービスを実現。
同サービスで対象となる保険種類は、火災保険、賠償責任保険、動産総合保険、貨物保険、運送保険などで、今後ご契約者のニーズに応じてさらに充実させていく予定。
損保ジャパンでは、「AEGIS」をご提案することで、保険設計から事故分析・防止まで総合的なリスク管理プログラムを提供する。
「AEGIS」の概要
企業の多岐にわたるニーズにお応えするため、開発段階から契約者のモニタリングを実施するなど、利用する企業の自由性、操作性などにも応えられるよう開発を進めた。
このシステムは、事故発生時にご契約者が行う事故通知や手続き書類の作成支援、事故案件の任意検索による最新の対応状況や不足書類の確認などができ、導入企業の組織にあわせた事故管理機能を持ち、データ項目にはその企業固有の用語や名称などが設定できるようにした。
また、煩雑で労力がかかっていた事故発生の傾向やその原因などを、様々な角度から簡単に分析でき、集計リストやグラフなども作成できる。
「AEGIS」の機能
(1)サービス開始時期 2003年4月から
(2)対象となる保険種類
火災保険、賠償責任保険、動産総合保険、貨物保険、運送保険など
※ ご契約者のニーズに応じて、今後さらに充実させていく予定。
(3)代表的な機能
1)企業の組織にあわせた管理機能
利用者のID設定により、企業ごとの組織にあわせた事故管理、セキュリティ管理ができる。
2)データ項目のオリジナル設定
利用する企業固有の用語や分類に従った名称の設定ができる。
3)自由な検索・統計分析機能
各種事故データの検索・統計分析、集計リストやグラフ作成で条件の自由設定が可能。分析したデータやグラフは、そのままダウンロードして自社内分析資料にも活用できる。
4)総合システムによる効率的な事故管理
事故通知から分析まで、一連の作業がひとつのシステムに統合されているので、データの二重化がなく、効率的で正確な事故管理が可能になっている。
インターネットを利用できる環境があれば、場所やパソコンに限定されることなく活用できる。
「AEGIS」導入によって期待される効果
契約者にとっては、事故対応事務が省力化でき、損害の防止や軽減策の有効な打ち手の検討へも活用できる。
また、事故対応から保険金支払いまでの所要日数が短縮でき、さらに「AEGIS」で蓄積した情報が、今後のシステム、リスク分析手法の開発につながる。
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損保ジャパン/企業向け保険の「事故情報管理・分析システム」開発
2003年04月10日/未分類
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