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日本電気/ビルの監視制御・管理業務の代行サービスの提供開始

2003年04月27日/未分類

日本電気(株)は、ビルのオーナーや管理会社に対して、ITを活用した照明・空調設備の監視制御やテナントへの請求管理など、ビルの監視制御・管理業務を代行するビジネスプロセスアウトソーシングサービスをはじめ、「ビル管理システム」のASPサービスや構築サービスなどをビル統合リモート管理ソリューション「ePMsolution(イー・ピーエム・ソリューション)」の名称で体系化し、販売を開始した。
「ePMsolution」は 、NECが日本電気エンジニアリング(株)と共同で新たに開発した、複数のビルの設備監視や運営管理を遠隔地から統合的に実施可能とする「ビル管理システム」を活用して提供するもので、ビルのオーナーや管理会社におけるビルの監視・管理業務の効率化や、入居テナントに対するサービス品質の向上を実現する。
「ePMsolution」の主な特長
ビルの監視・管理業務の効率化を実現
ビルの監視・管理分野で豊富な業務ノウハウを有するNECアメニプランテクス(株)と共同で、電力・照明・空調などビル設備の監視制御に関する業務や、テナントへの請求管理、清掃・警備などの業者管理、テナント向けの会議室予約管理などビルの運営管理に関する業務を代行するBPOサービスを提供する。
サービス提供にあたり、NECがNECエンジニアリングと共同で新たに開発した、複数のビルの設備監視や運営管理を遠隔地から統合的に実施可能とする「ビル管理システム」を活用する。
「ビル管理システム」のASPサービスや構築サービスもあわせて提供し、照明や空調設備の運用データに基づいた省エネ化や業務改善などのコンサルティングサービスを提供する。
ビルのオーナーや管理会社は、各ビルに配置する常駐管理者の削減や同一操作での複数のビルの監視・管理が可能となる。また、省エネ化や業務改善によるビル運用コストの削減などの効率化を実現することができる。
「ビル管理システム」の短期間かつ経済的な導入が可能
ビルの監視・管理業務を一括して代行するBPOサービスや、インターネットを介して「ビル管理システム」の利用を可能とするASPサービスを活用することで、ビルのオーナーや管理会社は新たなビル管理システムの開発・構築が不要となり、入居テナントのニーズに即したビルの設備監視サービスや運営管理サービスを短期間かつ経済的に導入することができる。
データセンターの活用により、信頼性の高いサービス提供を実現
「ePMsolution」の中核となる「ビル管理システム」は、NECのデータセンター内に構築し、運用する。同センターでは、地震や火事などの災害対策、停電対策、サイバーアタック対策などが施された信頼性の高いシステム運用環境を実現していることから、24時間365日の安定的なサービス提供を可能。
「ePMsolution」の提供価格は以下の通りであり、提供開始時期は本年度第2四半期の予定。
BPOサービス ビル設備の監視・制御業務:140万円/月・棟~
ビルの運営管理業務:個別見積り
ASPサービス ビル設備の監視・制御業務:40万円/月・棟~
ビルの運営管理業務:5万円/月・棟~
システム構築サービス 個別見積り
※ビル側の付帯工事およびクライアント設定費などの初期費用は含まない
今後3年間で500ビルの利用を見込んでいる。

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