LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

電源開発、明電舎、昭文社/次世代型GIS事業の新会社設立

2003年05月11日/未分類

電源開発(株)(以下:J-POWER)、(株)明電舎、(株)昭文社の3社は、時空間GIS事業を開始するため、3社間で新会社「(株)J-時空間研究所」を設立について合意し、5月26日より営業を開始する。
埼玉大学工学部情報システム工学科大澤裕教授が開発した時空間GISソフト(STIMS)に昭文社の基本地図を組み合わせた新しいGISプラットフォーム(製品名:J-STIMS)を開発し、この新製品を会員制により低価格で提供するとともに、併せてコンサルティング業務、システム開発・保守業務、地図データ販売業務を行う事業。
時空間GIS事業の主な特徴
・空間データ(緯度経度、座標あるいは住所で特定されるデータ)の時間変化を容易に管理できるようになった。これにより従来の地図更新では難しかったデータの変化分だけの取り込みができるようになり、担当者によるリアルタイムのデータ更新が容易になり、そのためGIS導入・運用コストが大幅に軽減される。
・今までにない低価格で提供する(10万円/年~100万円/年[非営利の個人及び教育関係者は無料])。
・基本地図(等高線・行政界・河川・道路・鉄道・官公庁・駅名・行政名・自然地形および学校が含まれる)は、道路地図として広く一般に普及している昭文社のマップルを使用しており、さらに2回/年、自動更新し差分データとして配信する。
時空間GIS事業の目標
埼玉大学大澤教授が開発した時空間GISソフト・J-POWERのGIS利用技術・明電舎のシステム開発技術・昭文社のマップル地図を一体化させることにより、本来GISが有する機能を広く一般に普及させることを目的に時空間GIS事業を立ち上げるもの。
本事業については、H14年8月より、全国各地で綿密な市場調査を行ない、十分な手応えを得ています。既に長崎県庁において「J-STIMS」の導入が決定されており、その他複数の県庁でも導入に向け検討しており、既に20社を超える民間企業からも会員登録の内諾を得ている。
新会社の概要について[ http://www.j-jikuu.com/ ]
名称:株式会社J-時空間研究所
役員構成:J-POWER/代表者を含め3名、明電舎/2名、昭文社/1名
※埼玉大学大澤教授は非常勤取締役として学内手続きを経た上で参加予定
本店所在地:東京都中央区銀座6-15-1(J-POWER 本社ビル内)
設立年月日:平成15年5月下旬(予定)
営業開始日:平成15年5月26日(予定)[今後の活動予定:別紙1]
資本金:1億5千万円(J-POWER50%・明電舎31%・昭文社19%)
業務内容:
(1)J-STIMSの普及及びそれに伴う会員組織運営業務
(2)J-STIMSの導入・運用に関するコンサルティング・教育・研修事業
(3)J-STIMSを用いたシステム開発・保守事業
(4)J-STIMS向け地図データ(追加コンテンツ)の販売事業

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース