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NTT西日本/「牛肉トレーサビリティシステム」販売開始

2003年05月11日/未分類

NTT西日本は、農業に携わる組織・団体向けに、農業事務プロセスのIT化を実現する農業情報システム「@recolte(レコルテ)」の新しいラインアップとして、生産者や飼養地など牛肉の生産プロセスにおけるさまざまな情報を電子データで登録・管理し、消費者にそれらの情報を提供することで牛肉の安全性をアピールすることができる「牛肉トレーサビリティシステム」を5月12日から販売開始する。
同社は、食卓にのぼる牛肉が、いつ、どこで、どのように生産・飼育されたかなどの情報を簡易に登録・管理することができ、消費者にそれらの情報を提供することができる「牛肉トレーサビリティシステム」を新たに開発し、農業情報システム「@recolte」のラインアップとして提供する。
本システムは、牛個体情報(個体識別番号や品種など)・生産者情報(生産者氏名や飼養地など)・飼料情報など牛肉の生産過程におけるさまざまな情報を一元的に登録・管理できるシステムで、消費者にそれらの情報をインターネットなどで提供することで、“安全・安心な牛肉”であることを広く消費者にアピールすることができる。
システム導入後の効果
<情報提供者(都道府県庁、畜産協会、JAグループなど)>
消費者に対してインターネットなどで牛肉の各種生産情報を提供することにより、安心できる食環境作りに貢献することができ、地域牛肉のブランド性をPRし、食肉消費の回復に役立つ。
家畜改良センターからの各種生産情報をCSV形式に一括で自動変換でき、データの入力・登録をスピーディーに行うことができるとともに、生産者や個体識別番号など各種検索条件で関連付けた情報を一覧で表示・印刷したり、ファイルとして出力することができるなど、地域の畜産情報の総合データベースとして利用できる。
<量販店、牛肉小売店など>
店頭にパソコンなどの表示端末を設置することで、販売している牛肉の生産情報を消費者に提示することができ、個々の牛肉についてBSE検査証を印刷することができ、店頭に掲示することなどにより顧客に安心感・信頼感をアピールすることができる。
<消費者>
店頭や自宅からパソコン、Lモード端末、携帯電話などを利用して、購入した牛肉の生産情報を閲覧することができる。
今後、本システムの開発・運用ノウハウを基に、生鮮食料品など、取り扱う食品の適用分野を拡大する。
製品概要
新ラインアップ 牛肉トレーサビリティシステム
主な構成品
・「@recolte」専用ソフトウェア
・PCサーバ(Windows2000Sever対応)
・DBサーバ(SQL Server 2000)
販売開始日:平成15年5月12日(月)
標準販売価格:580万円 ~
販売地域:全国
販売予定額:1億円(平成16年度末まで)
 

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