住商情報システム／貿易文書マネジメントパッケージ「TRADEPAQ」の最新版「TRADEPAQ:EDM」販売

住商情報システム(株)は６月２日、TRADEPAQ 社開発の貿易文書マネジメントパッケージ「TRADEPAQ」(トレードパック)の最新版である、J2EEをベースに機能を拡充・強化した「TRADEPAQ:EDM」(Enterprise Document Management：トレードパックイーディーエム)」の販売を開始する。
「TRADEPAQ：EDM」は、主にインボイスやパッキングリスト、L/C関係書類等の貿易取引に関する膨大な数の各種文書の作成と体系的な管理、及び関係者間の受発信に関する業務を総合的にサポートし、且つ電子的に処理する貿易文書マネジメントパッケージ。
ワークフローの相当部分が自動化され、また、トレードチェーン内での各関係者間のコラボレーションも大幅に改善され、Ｗｅｂ方式のパッケージなため、国内・外の各拠点、取引先・関係先とのドキュメントの送受信が容易に行える。
利用先は、貿易商社、製造・流通業などにおける輸出入業務、海運会社や海上貨物の通関／輸送などの物流業、銀行、保険会社など、貿易文書の作成や配信に携わる全ての業種が対象となり、「bolero.net」の利用を検討されている企業・団体も対象で、2003年4月末現在、旧バージョンの「TRADEPAQ」と最新版「TRADEPAQ：EDM」の導入ユーザー数は、実績累計で、欧米を中心に２４カ国、Cargill（商社）、Royal Bank of Scotland（銀行）、DANZAS（物流）などの１４０社。
新機能
(1)日本語を始め、英語、中国語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、オランダ語の7ヶ国語に対応
(2)「ユーザー操作性」の大幅向上を実現したオペレーション画面(GUI)のリニューアルと、担当業務と権限を明確に区分する「パーソナライゼーション」を設定
3)処理結果（送信済ドキュメント等）の一覧などを出力する、ビジネスレポート機能の拡充
製品の特徴：
(1)外部／既存データを利用したドキュメント作成
基幹システムやERPといった社内システム（バックオフィスシステム）から取り込んだデータの再利用により各種文書を作成しますので、転記ミスも発生せず作業の効率化につながる。
また、ドキュメントは取引毎に共通のデータソースから作成されるので、共通した項目を持つ複数のドキュメント作成においても、再入力の必要はない。
2)多様なドキュメント配信を実現
ドキュメント作成後の配信手段としては、配信先ニーズや書類の用途に合わせ、E-mail、FAX、プリンタ、ブラウザからのダウンロード、「bolero.net」等様々な配信チャネルから最適なものを選択することができ、配信フォーマットとしては、PDF（ドキュメントイメージ）、XML、ボレロXML等をサポートしている。
(3)ルールに基づいたドキュメントの生成と配信の自動化
ドキュメント作成に関わるルールを予め定義しておくことで、取引内容や宛先に応じたドキュメントの生成と配信の自動化を実現。
(4)イベント通知機能
発生したビジネスイベントを認識し、ドキュメントを自動作成した後に、直ちに、配信先にドキュメントを送信したことをお知らせする場合や、ドキュメントの修正や不足項目の追加等の操作が必要な場合に、予め指定された宛先にE-mailを送付して通知する機能。
受信者は、E-mailに記載されたURLをクリックするだけで「TRADEPAQ:EDM」サーバーにアクセスし、当該ドキュメント画面を開いて編集・参照することができる。
(5)マルチカンパニー対応
マルチカンパニー機能として、ユーザーの所属組織を識別するコードの設定が可能ですので、各組織単位でドキュメント等のデータを管理することができる。
この機能により、複数企業間、或いは同一企業内の複数部署でのセキュリティに配慮した利用が可能。
(6)セキュリティ管理
システムの操作権限をドキュメントごとに設定した単位（"ロール"）で、ユーザーの権限を管理し、柔軟かつ厳重なユーザー・セキュリティを実現する。
価格：
(1)ライセンス費用：200万円～
(2) 保守費用（年間）：提供標準価格の18％
販売目標：初年度　20セット
製品に関する問合せ先
住商情報システム株式会社
エンタープライズ・ソリューション事業部
営業企画部 営業企画課
担当：多賀、五月女
TEL：03-5166-1893
E-mail： tradepaq@esmp.scs.co.jp
URL：http://www.scs.co.jp/tradepaq/