LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

イチネン/企業向け安全運転支援サービス開始

2003年05月18日/未分類

(株)イチネンは、企業の安全運転の励行、交通事故の防止、経済走行の促進を総合的に支援する「SSS-Program(Safety drive Support Service)」を7月より開始する。
「SSS-Program」は、車両に取り付けた専用端末を使って、音声ガイダンスにより危険運転を抑制するとともに、車載端末で記録したドライバーの走行データ分析を通じて、運転の改善ポイントを明確にし、さらにこのデータを利用した安全運転教習を実施することにより、企業の安全運転の励行・交通事故の防止・経済走行の促進を、総合的に支援するプログラム。
「SSS-Program」の概要
車載端末による安全運転の促進
(株)堀場製作所が開発した専用車載端末「HIT-GS」を車両に搭載。取り付けは、電源をシガーライターに差し込むだけの簡単な作業。データセンターであらかじめ車両(もしくはドライバー)個々に設定した条件に基づき、エンジン・ノイズの検出とGPSのデータを利用して、速度オーバー、エンジン回転数オーバー、危険区域への進入時、あるいは急ハンドルや、急加速・急ブレーキ、走行中の携帯電話使用といった、いわゆる危険走行と判断された場合に音声ガイダンスで注意を促す。
運転データ分析による改善ポイントの明確化
車載端末には、ドライバーの運転データが記録され、PHS端末を利用して定期的にデータセンターにデータが送信される。データセンターでは各車両から収集したデータをもとに、ドライバー個々の運転日報、運転評価、燃費測定といった分析資料を作成し、企業に対して運転時の改善ポイントをはじめとしたアドバイスを行う。
車載端末の設定変更は、データセンターで一括して行うことができるので、ドライバー及び企業の車両管理担当者は、煩雑な作業を行う必要はない。
従来型のデジタル・タコメーターによる分析では、分析用のハード・ソフトを各企業が別途用意する必要があったが、データセンターがこれらの分析を行うことで、企業の導入負担は軽減される。
安全運転教習の実施
データセンターで作られた分析データに基づき、危険運転をしていると判断されるドライバー把握し、ドライバー個々の特性に合わせた安全運転教習の実施を提案。
安全運転教習は、オリエンテーション、座学、機器を使った適性検査、インストラクター同乗による側乗運転適正診断で構成されている。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース