日本電気は12月24日、SAP社が提供する中堅企業向けERP導入プログラム「SAP BUSINESS ALL-IN-ONE FAST-START PROGRAM」のプラットフォームにNECのサーバ「EXPRESS5800シリーズ」が選定され、販売を開始したと発表した。
「SAP BUSINESS ALL-IN-ONE FAST-START PROGRAM」は、サービス業界や商社・卸、組み立て製造業界の中堅企業に向けたプログラムとなっており、低コストで短期間にERPを導入することが特色。
「オンライン・ソリューション・コンフィギュレーター」と呼ばれるSAP社のWEB上の機能を利用し、顧客が従業員数やライセンス数を入力し、必要なソフトウェア機能を選択していくだけで、導入にかかる費用を試算することができる。
仕様決定や導入にかかる期間を短縮し、会計や販売、購買、在庫などの機能を統合的にサポートするSAPERPの導入を3000万円台(ソフトウェアライセンス、ハードウェア、導入サービスを含む)から提供していくことができる。
販売にあたっては両社は協業を強化する。これに伴い、SAPジャパンは、NECをハードウェア・パートナーとすることで、ERPパッケージの提供だけでなく、トータルシステムとして高パフォーマンスなソリューションを提供できるようになる。
一方、NECでは、国内で「SAP BUSINESS ALL-IN-ONE FAST-START PROGRAM」に対応しているハードウェア・ベンダーとして、「EXPRESS5800シリーズ」の拡販を図ることができる。
詳細は、下記URLを参照。
http://www.sap.com/japan/fsp/