デジコード／携帯電話POSシステムが大手アパレルチェーンで運用開始

(株)デジコードが販売する携帯電話接続式バーコードリーダー「DMS-201」が、(株)いいじゃんネットが開発した携帯電話のJAVAアプリケーション(ezplus)を利用したPOSシステム「easyPOS」と連動した。これにより、POSシステムを低コスト、高セキュリティーで導入することができ、大手アパレルチェーンに導入し、運用を開始した。
両社の連動により、テナントショップや移動店舗など通信回線のないロケーションでも携帯電話のネットワークを利用した低コストの売上管理システムを実現することができる。
携帯電話のJAVAアプリのメモリ機能を利用するので電波が届かない店舗でも使用可能で、「easyPOS」の「transIP」技術により、新規サーバーの設置やネットワークの設定をすることなく高セキュリティーで既存のDBシステムに接続することができる。
サービスの特徴
・モバイルバーコードリーダーの活用とサーバー不要のシステムで、短期間・低コストでPOSシステムの導入が可能
・ネットワークの設定を変更することなく高セキュリティで社内DBに接続が可能
・携帯電話のJAVAアプリのメモリ機能で電波の届かない店舗でも使用可能。
・携帯電話のカメラ機能とバーコードで、簡単に店舗や現場の写真撮影・サーバーへの送信が可能
・au携帯電話（3000、5000シリーズ）に対応
システム概略フロー
１．携帯JAVAアプリを使用してバーコードを読み取り、データを蓄積
携帯JAVAアプリを利用することにより、携帯電話の電波の届かない地下テナントなどでもPOS端末として使える様になった。
２．回線を接続し、e-Jan中継サーバーに送信
データは一度中継サーバに蓄積されます。その為、既存システムへの直接アクセスを防ぐ。
３．社内システムにてデータを受け取り(transIP)、売り上げ情報を管理
インターネットを利用したセキュアなネットワークtransIPを利用してデータの受信を行い、専用サーバーを設置するため社内ネットワークの変更の必要はない。
また、データのトランスレートを行う為、社内既存データベースもそのまま利用することが可能。