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日本フードサービス協会/「ASP受発注システム」業界標準化を推進

2003年05月18日/未分類

(社)日本フードサービス協会は、平成12年6月より国内で最大の食品・食材B2Bサイトを運営する(株)インフォマートと共同でフードサービスのIT化、電子商取引を推進する「JF FOODS Info Mart」事業を展開しているが、事業開始以来3年が経過したのを機に、会員拡大と取引業務の一層の便宜を図るため、日々の受発注業務を強力にサポートする「ASP受発注システム」をフードサービス業界の標準化として強力に推進する。
このシステムの導入により、総合的なeコマースを実現でき、企業間の取引業務の効率化が図られるとともにコストの大幅削減が可能となる。
フードサービス業界における受発注業務は電話、FAX、専用端末など各社それぞれ違った方法で行われ、業務の効率化を図るために受発注システムを導入する場合、各社専用システムを構築することが多いため、初期投資や設備投資など費用負担も大きくなり、業界全体のIT化が進まない背景があった。
専用受発注システムを構築した場合も、取引先業者は他の仕入先との受発注には転用出来ず、各社毎のシステムに対応しなくてはならないため、受注業務効率は上がらず、費用もかかるなど、問題としてあがっていた。
この問題を解決するため、JF FOODS Info Mart では受発注システムを開発し、年初より導入をはじめ、今後このシステムの導入を積極的に進めることによりフードサービス業界における受発注の標準化が実現できるものと考えている。
JF FOODS Info Mart 「ASP受発注システム」の特徴
・従来の受発注システムと比較して極めて低コスト
・Webシステムのため、スムーズかつスピーディーに受発注システムの導入が可能
・従来の煩雑多様(電話・FAX etc…)な取引業務が簡略化
・業務コスト・労務を低減。これによりコスト・人員を有効的に分配
・膨大な受発注業務の履歴データベースが構築。分析データによりコスト圧縮化が図れ、計画的な経営戦略に活用
・伝票の保存が不要(電子帳簿保存法に対応)=ペーパーレスの実現
企業規模に関わらず、フードサービス業界にとって非常にメリットのある本システムは、業界で初めて標準化システムとなり得るもの。
業界標準となることで、取引業者は他の取引先とも費用をかけずに同じ仕組みを共有できるので、これまで各々に対応していた労務負担や費用負担が減少し、業界全体にメリットが共有できる新しい発想の画期的な仕組みが構築される。
JF FOODS Info Mart 「ASP受発注システム」導入企業の状況
2003年1月よりサービス提供開始4ヶ月で、JF正会員を含む外食企業(買い手企業)64社採用、JF賛助会員企業を含む取引業者(売り手企業)1000社参加(2003年4月末日現在)と、加速度を増し導入企業が増え続け、チェーンレストラン、居酒屋、ファーストフードなど主にフードサービス業を中心にその他給食、ホテルなど幅広い業態の導入により2003年12月末までに、買い手企業100社(3000店舗)の導入に伴い、取引業者(売り手企業)3000社の導入が予定されている。

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